InfoPrint Manager Linuxクライアントをインストールする

InfoPrint Manager のLinux コマンド行クライアントをインストールする前に、システムに次の前提条件がインストールされていることを確認してください。

  • libc.so.6
  • libc.so.6 (GLIBC_2.0)
  • libc.so.6 (GLIBC_2.1)
  • libc.so.6 (GLIBC_2.1.3)
  • libc.so.6 (GLIBC_2.2)
  • libgcc_s.so.1
  • libgcc_s.so.1 (GCC_3.0)
  • libm.so.6
  • libstdc++.so.6
  • libstdc++.so.6 (CXXABI_1.2)
  • libstdc++.so.6 (GLIBCPP_3.2)

InfoPrint Manager: Linuxクライアントをインストールするには、以下の操作を行います。

  1. Linuxシステムにrootとしてログインします。
  2. RICOH InfoPrint Manager: Common Clients DVD-ROM (LCD4-5642) からインストールするには、以下の操作を行います。
    1. DVD-ROMをドライブに挿入します。
    2. 以下を入力してファイルシステムをマウントします。
      mount /dev/cdrom /media/<mount_point>
    3. cd /media/cdrom/linux
    4. Linuxコマンド行クライアントパッケージをインストールします。

      以下を入力します。

      rpm -i ipr-cmd-4.13.m-n.x86_64.rpm

      ここで、mおよびnはサービス更新のレベルを表します。
    5. InfoPrint Managerをアップグレードしている場合:Linuxコマンドラインクライアントをアップグレードする場合は、以下を入力してください。
      rpm -U ipr-cmd-4.13.m-n.x86_64.rpm
      ここで、mおよびnは、サービス更新のレベルを表します。
      重要: アップグレードが完了したら、ログオフしてから再度ログインしてください。
    6. media/cdrom ファイルシステムをアンマウントします。
    7. DVD-ROMを取り出します。
  3. Webからインストールする場合は、以下を行います。
    1. Linuxコマンド行クライアントパッケージをダウンロードします。
    2. Linuxコマンド行クライアントパッケージをインストールします。

      以下を入力します。

      rpm -i ipr-cmd-4.13.m-n.x86_64.rpm

      ここで、mおよびnはサービス更新のレベルを表します。
  4. InfoPrint Manager: Linuxコマンド行クライアントが機能するには、以下の環境変数を設定してください。インストールプロセスによって、環境変数を設定するための2つのシェル構成ファイルipr-cmd.cshipr-cmd.sh/etc/profile.dディレクトリーに置かれます。これらのファイルを編集して、次の値を入力します。
    PDHOST
    InfoPrint Managerサーバーがあるホストの名前です。
    PD_SOCKET
    InfoPrint Manager サーバーのポートの TCP/IP ソケット番号です。デフォルトソケットは 6874 です。システムのセットアップ内容が特に異なっていない場合、またはホスト上で複数の InfoPrint Manager サーバーが稼働していない場合は、6874 を使用してください。
    PDPRINTER (オプション)
    使用する InfoPrint Manager サーバーのデフォルト論理宛先。コマンド行で論理宛先を指定しない場合、コマンドはこの値を使用します。
    注意: ユーザーはカスタム設定を使用して上記の設定を上書きできます。
  5. システムをテストします。
    1. ログオフしてから再度ログオンすると変更が有効になります。
    2. -hフラグを付けてコマンドの1つを実行し、そのコマンドの構文を表示してインストールを検証します。

      例:

      pdls -h