InfoPrint Manager for AIXでIPPゲートウェイを使用する

InfoPrint Manager for AIXには、IPP (Internet Printing Protocol)ゲートウェイが含まれています。IPPゲートウェイを使用すると、IPPクライアントソフトウェアがインストールされているユーザーは、ネットワークの任意の場所でIPP対応でないプリンターにもInfoPrint Managerを使用して印刷ジョブを実行依頼できます。ユーザーがデスクトップにプリンターを追加するためには、IPP クライアントに付属の指示に従う必要があります。startippgwユーティリティーまたはSMIT(InfoPrint Printing Systems→InfoPrint Utilities→IPP Gateway Daemon)を使用し、IPPゲートウェイを使用可能にします。

    注意:
  • AIXのIPPゲートウェイで使用可能なstartippgwstopippgwlsippgwデーモンユーティリティーについては、RICOH InfoPrint Manager:Referenceを参照してください。
  • Internet Printing Protocol (IPP) は、Hypertext Transfer Protocol (HTTP) を使用するアプリケーションプロトコルで、これを使用することにより、ユーザーは、文書の印刷を、Web アドレス (すなわち Uniform Resource Identifier (URI)) が分かっている、IPP が使用できるプリンターに実行依頼できます。印刷データは、IPP を使用して LAN とインターネットの両方に送ることができるので、直接 LAN に接続されているユーザーも、リモート側で作業しているユーザーも、同じプリンターにアクセスできます。

Internet Printing Protocol (IPP) ゲートウェイプリンターは、IPP クライアントソフトウェアを使用してクライアントワークステーションに作成するプリンターです。ユーザーがプリンターに印刷ジョブを実行依頼すると、InfoPrint Manager IPPゲートウェイ経由でInfoPrintに送信されます。次に、IPPゲートウェイではInfoPrintプリンター(IPP非対応を含む)にジョブを送信可能になります。