パラレルPDF RIPクライアントのトラブルシューティング
pdfprsクライアントのパフォーマンスを高める要因があります。以下の節で、推奨事項をいくつか示します。
- InfoPrintサーバー上でRIPを定義する
- 定義するRIPの数が多いほど、パフォーマンスが向上します。しかし、1 つの RIP が CPU 全体を使用するため、ご使用の InfoPrint Server がサポートできる数より多くの RIP を開始してはなりません。pdfprs クライアントは、通常、1 台のプロセッサーを使用するため、定義および開始する RIP の数を構成がサポートできることを確認してください。ガイドラインについては、パラレルPDF RIPクライアントの使用に必要なプロセッサー を参照してください。サーバー全体にRIPを定義する方法は、RIPデーモン構成ファイルを参照してください。
- 奇数個のRIPの指定
- ジョブ全体で一貫し、フロントページにシンプルテキストデータ、裏面ページに複合イメージデータを持つPDFファイルを持つ場合は、RIPが2つある構成では、パフォーマンスの向上は得られません。通常2番目のRIPではより複雑なページを取得するため、ジョブのRIP処理には、単一のRIPを使用した場合と同じような時間がかかりますが、最初のRIPはアイドル状態のままになります。より均等にジョブ内のページが分配されるように奇数個のRIPを使用してください。
- コマンド行からの -p オプションまたは -g オプションの使用
- pdfprsコマンドに -p フラグまたは -g フラグを使用して特定のジョブのページサブセットを指定できますが、これらのフラグは使用しないでください。InfoPrint Manager がジョブページのサブセットを決定する場合は、処理が遅れて並列RIPの利点が少なくなります。
- 注意:
- 製品アップグレード中に、
/var/psf/ps2afp/PSscreen
and/var/psf/ps2afp2/PSscreen
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