コマンド行から印刷する

次のpdprコマンドを使用して、コマンド行からハーフトーンキャリブレーションを送信できます。
pdpr -p sip20-sage -x halftone=ibm106lpi:highlight-midtones grayscale.ps
。ここで、-x値はカスタマイズされたキャリブレーションファイルであり、grayscale.psは印刷されるファイルです。
注意: コマンド行から pdpr コマンドを実行依頼するときに、halftone 属性を指定します。この例の実際のハーフトーン名(ibm106lpi:highlight-midtones)は、InfoPrint Managerアドミニストレーションインターフェースを使用して実宛先でサポートされているハーフトーンを見つけるか、コマンド行で以下を入力すると表示されます。
pdls -cp -r halftones-supported ActualDestinationName

InfoPrint 4100 プリンターモデルでのみ使用可能な単一のセルハーフトーンを使用すると、特にサイズの小さいオブジェクト (イメージ、ラインアート、またはテキスト) を印刷するときに、印刷画質を向上できます。

プリンターの単一のセルハーフトーンを指定するには、single-cell-type実宛先属性を使用します。single-cell typeの値には、ellipticalまたはeuclidianを指定します。オブジェクトのしきい値サイズを設定するには、image-small-thresholdline-small-threshold、またはtext-small thresholdのいずれかの文書属性を使用します。

コマンド行からイメージ、ラインアート、またはテキストの単一セルしきい値を要求するジョブを送信するには、次のようなpdprコマンドを使用します。

pdpr -p sip20-sage -x image-small-threshold=0.5i grayscale.ps
pdpr -p sip20-sage -x line-small-threshold=0.5i grayscale.ps
pdpr -p sip20-sage -x text-small-threshold=72p grayscale.ps

single-cell-type実宛先属性とimage-small-thresholdline-small-thresholdtext-small-threshold文書属性に対応する値については、RICOH InfoPrint Manager:Referenceを参照してください。