プリンターの問題を検出/報告/リカバリーする
InfoPrint Managerサーバーは、現在印刷中のジョブがない場合でも、定期的にSNMPプリンターを照会して複数のneeds key operator状態とneeds attention状態に関するプリンター問題を自動的に検出し、報告、リカバリーできます。(自動リカバリーをオフにするには、キーオペレーターは実宛先を手作業で使用不可にできます。 )
たとえば、サーバーは、プリンターのトナー切れを検出すると、実宛先を使用不可にして、ジョブを再キューイングし、実宛先の状態を[アテンションが必要]または[キーオペレーターが必要]に設定します。次に、キーオペレーターがトナーを交換すると、サーバーはプリンターが再稼働していることを検出し、実宛先の状態をアイドルに設定し、実宛先を再度使用可能にします。
実宛先の状態を自動的に管理する以外にも、InfoPrint Managerサーバーはproblem-message、warning-message、snmp-device-conditions属性を更新し、printer-needs-attention通知とprinter-needs-key-operator通知を送信します。実宛先の状態(更新されたメッセージ属性と送信されたの通知のタイプ)は、プリンターから報告された状態の重大度(エラー、警告、レポートなど)で異なります。
InfoPrint Managerが報告するSNMPプリンター状態は、以下のとおりです。
- カバーが開いています
- 給紙トレイが空です
- インターロックが開いています
- プリンターに用紙がありません
- プリンターに必要なメディアがありません
- プリンターはオフラインです
- 紙づまりです
- プリンターは電源オフされています
- サービスが必要です
- プリンターのフューザー温度が高すぎます
- 給紙トレイがありません
- プリンターのサプライ用品が空です
- プリンターのサプライ用品がありません
- プリンター排出コレクターがフルです
- 出力ビンがフルです
- 出力ビンがありません
- プリンターのフューザーが十分ではありません
- プリンターのサプライ用品が少なくなっています
- プリンター排出コレクターがほぼフルです
- プリンターで用紙が少なくなっています
- プリンターがオフラインになっています
- プリンターがオンラインになっています
- 出力ビンがほぼフルです
- プリンターは印刷を準備しています。
状況によっては、同じ状態が別の重大度で報告されることがあります。たとえば、プリンターは給紙トレイの空の状態がエラーまたは警告として報告することがあります。プリンターにある複数の給紙トレイが同じメディアにリンクされており、いずれかが空の場合は、警告となることがあります。状態がエラーとして報告される場合は、InfoPrint Managerは、以下の状態をneeds-attentionではなく、needs-key-operatorとして報告します。
- fuser-over-temp
- fuser-under-temp
- marker-supply-empty
- marker-supply-low
- marker-supply-missing
- marker-waste-full
- marker-waste-almost-full
- media-missing
- output-bin-missing
- service-requested
- warmup