InfoPrint Managerシステム移行ユーティリティー (ISMU) を使用する

InfoPrintシステム移行ユーティリティー (ISMU) は、InfoPrint Manager環境のバックアップ、復元、または移行に使用します。このユーティリティーは既存のサーバーアーカイブ機能に基づき、特定のレベルのInfoPrint Managerから現在の構成をバックアップして任意のInfoPrint Manager環境に復元します。

このユーティリティーを使用し、任意のレベルのInfoPrint Manager環境をバックアップできます。

復元用にこのユーティリティーを使用するときは、同じレベルのInfoPrint Managerとバックアップアーカイブを使用することを推奨します。異なるレベルで復元または移行プロセスを続行した場合は、同じレベルではないこと、予期しない結果になることを示す2つの警告メッセージが表示されます。この場合も、多少異なるレベル(x.2.0.255とx.2.0.256など)でバックアップまたは復元プロセスを実行することは可能です。

異なるレベルのInfoPrint Manager間で移行を実行する必要がある場合は、次の手順に従ってください。

  • 使用するオペレーティングシステムの「RICOH InfoPrint Manager:操作ガイド」にあるように、バックアップまたは復元に必要な操作を行います。
  • 必要に応じて、InfoPrint Managerを必要なレベルにアップグレードします。

    注意:
  • ISMUユーティリティーは、AIXまたはLinuxからWindowsへの移行またはその逆などのOS間の移行を実行する目的はありません。ただし、異なるプラットフォーム間で一般に対応するオブジェクトの移行は実行されますが、プラットフォーム特有のオブジェクトの移行(AIX DSSからLinuxまたはWindowsへの移行など)は正常に実行されません。
  • ISMUユーティリティーはSMITから直接実行できます。
  • このコマンドを実行できるのは、rootユーザー権限またはInfoPrint Managerユーザーだけです。