XMLからPDFへの変換を使用する場合のタスク
サンプルxml2pdf構成ファイルは/usr/lpp/psf/xml2pdf/xml2pdf.cfg
にあります。デフォルトの用紙サイズは変更できます。さらに、xml2pdfオプションのすべてのデフォルトを構成ファイルの中に設定できます。
構成ファイルの構文には、コマンド行構文に、以下の規則が追加されています。
- ブランク行は無視されます。
- 1つの行で、ポンド記号(#)より後のすべてのデータが無視されます。ポンド記号 (#) は、行のどこにあってもかまいません。
- パラメーターデータにポンド記号を入れる場合は、エスケープ(直前に円記号を指定する)が必要です。
- パラメーターデータの前後の空白は除去されます。
- パラメーターデータが連続する行にまたがる場合は、間をシングルスペースで連結します。
- パラメーターは、上記1から5の規則を守る限り、行をまたがることができます。
以下は、XMLからPDFへの変換を使用するときに実行する必要のある共通のタスクです。
- XML Extender構成ファイル(xml2pdf.cfg)を作成します。これで、XML Extenderを構成できます。ファイルを作成するには、以下のようにします。
- ファイルを作成するには、以下の操作を行います。サンプル構成ファイル/usr/lpp/xml2afp/samples/xml2pdf.cfgを /etc/xml2pdf.cfgにコピーします。
cp /usr/lpp/xml2afp/samples/xml2pdf.cfg /etc/xml2pdf.cfg
注意: サンプル構成ファイルを変更したい場合は、さらにそれをコピーする必要があります。
- ファイルを作成するには、以下の操作を行います。サンプル構成ファイル/usr/lpp/xml2afp/samples/xml2pdf.cfgを /etc/xml2pdf.cfgにコピーします。
- 任意のエディターを使用し、ファイルを編集します。
必要であれば、以下の項目をカスタマイズします。
- JAVAキーワードで指定するJava実行可能ファイルの位置
- XML2PDF_BASEキーワードで指定するxml2afp変換の位置 (install_path\xml2pdf以外の位置にインストールされている場合)
- HEAP_SIZEキーワードで変換を実行するJava仮想コンピューターのメモリー
重要: 構成ファイルはシェルスクリプトです。/bin/shに従って有効な任意のコマンドを使用できます。ただし、スクリプトは、InfoPrint Managerによって管理されていない場合は、xml2pdf変換を起動するたびに実行されるため、完了までに時間がかかるコマンドの使用は避けてください。
xml2pdf変換に同梱されるサンプルXML変換構成ファイルについては、RICOH InfoPrint Manager:Referenceの章InfoPrint Managerツールのxml2pdfコマンド: XMLデータのPDFへの変換を参照してください。