ホストサーバープログラムに関する一般情報
ホストサーバープログラムは、PSF for z/OSの機能として購入可能な単一ロードモジュールです。ホストサーバープログラムは、一度始動されると継続して実行されます。ホストサーバープログラムは、1つ以上のInfoPrint Managerサーバーからの接続要求を待ち、各要求を処理するためのサブタスクを作成します。要求が完全に処理されると、サブタスクは終了します。ホストサーバープログラムは、要求ごとに新規のサブタスクを作成します。
ホストサーバープログラムは、始動可能なアドレススペースで実行したり、ホストイニシエーターによって管理されるジョブとして実行したりできます。
InfoPrint Managerサーバーは、AFPデータをSYSOUTデータセットに配置するホストサーバープログラムにAFPデータを送信します。ホストサーバープログラムは、SYSOUTデータセットを割り振るときに、JESのSYSOUTクラス定義用のデフォルトのスプールスペース割り振りを受け入れます。
ホストサーバープログラムは、InfoPrint Managerサーバーによって渡された属性をSYSOUTデータセットに関連付けます。これらの属性は、JCL OUTPUT ステートメントパラメーターと似ています。属性には、以下が含まれます。
- ADDRESS
- BUILDING
- BURST
- CLASS
- COPIES
- DATACK
- DEPARTMENT
- DESTINATION
- FORMDEF
- FORMS
- NAME
- ROOM
- TITLE
- WRITER
- 注意:
- ホストサーバープログラムでは、InfoPrint Manager サーバーによって送信される AFP データの各 AFP ステートメントの前に
5A
制御文字を付ける必要があります。 - InfoPrint Manager サーバーは常に、アップロードされた各ファイルとともに DATACK パラメーターの値を渡します。この DATACK 値は、PSF for z/OS の PRINTDEV ステートメントの DATACK パラメーターを指定変更します。