InfoPrint Managerサーバーのエラーログをカスタマイズする
- /usr/lpp/pd/bin ディレクトリーの spl_error.cfg ファイルを探します。エラーログを
servername
に対してのみカスタマイズしたい場合は、/var/pd/servername
ディレクトリーにコピーします。すべてのInfoPrint Manager サーバーに対してカスタマイズしたい場合は、/var/pd/
または%PDBASE% ディレクトリーにコピーします。cp /usr/lpp/pd/bin/spl_error.cfg /var/pd/servername/spl_error.cfg
またはcp /usr/lpp/pd/bin/spl_error.cfg /var/pd/spl_error.cfg
注意: サーバーのエラーログをカスタマイズした場合は、カスタマイズした値が新しいファイルにコピーされるように、名前を変更するか、/var/pd/servername
または/var/pd/
にある現在の spl_error.cfg ファイルを移動します。 - 作成したspl_error.cfgファイルのコピーを開き、必要なログ属性の設定を指定します。
たとえば、初期のerror.log.BAKファイルを含む、InfoPrintが保管するバックアップログの数を指定できるlog-backup-number属性を変更できます。
InfoPrint Managerが提供するサンプルspl_error.cfgファイル
# # ErrorLog Configuration File # # Log size (units = KBytes) log-size = 1024 # Wrap On? log-wrap = true # Severity? log-severity = debug # Number of backup log files log-backup-number = 10
シャットダウンした後にInfoPrint Managerサーバーを開始したときは、error.log.BAKファイルを作成することで、最初のエラーログをバックアップします。再始動が行われるたびに、タイムスタンプを4番目の修飾子として追加した、追加の.BAKファイルが作成されます。デフォルトでは、log-backup-number属性で10の値が指定され、タイムスタンプ付きのバックアップファイルが9個と最初の.BAKファイルを持つことができます。この数は
1
まで減らすこともできますし、または999
まで増やすこともできます。カスタマイズ可能なエラーログ属性の完全なリストについては、RICOH InfoPrint Manager:Referenceの章のInfoPrintオブジェクト属性にある「ログの属性」セクションを参照してください。
- オプションの定義を完了してから、/var/pd/servername/spl_error.cfgまたは/var/pd/spl_error.cfgファイルを保管して閉じます。
- InfoPrint Manager サーバーをシャットダウンしてカスタマイズ変更内容を有効にするために、AIX
コマンド行から
pdshutdown -w now servername
を指定します。注意: 変更した内容をすぐに有効にしない場合は、最後の2つの手順をスキップし、InfoPrint ManagerサーバーがインストールされたAIX システムが次回再起動されるまで待機できます。 - サーバーを再開するには、
start_server -F servername
を入力します。servername
は、InfoPrint Managerサーバーの名前です。