PDFファイル/ PostScriptファイルを印刷する前にスクリプトを実行する

ホットフォルダーはすべて、InfoPrint 5000プリンターオペレーターパネルから作成してください。ホットフォルダーには、ジョブを印刷する実宛先(actual-destination-requestedジョブ/デフォルトジョブ属性)や、ジョブで使用するスタートシート、エンドシート、またはセパレーターシートの組み合わせ(auxiliary-sheet-selectionジョブ/デフォルトジョブ属性)などの異なるジョブ属性を持つことができます。
InfoPrint 5000ホットフォルダーのサポートを使用可能にするには、InfoPrint Managerサーバーでスクリプトを実行し、新規のBSD DSSプリンターを(新規の論理宛先と新規または既存のキューとともに)作成し、対応する出力データフォーマットにInfoPrint Managerで入力データを変換できるカスタム変換を作成し、BSD DSSプリンターで以前に作成された変換オブジェクトのリストを作成します。
InfoPrint 5000プリンターでホットフォルダーのサポートが使用可能になるようにInfoPrint Managerサーバーを構成するには、以下の操作を行います。
  1. InfoPrint Managerサーバーにログオンします。
  2. InfoPrint Managerが提供するスクリプト/usr/lpp/pd/binに移動します。
  3. 次のコマンドを入力します。run_customization_1.sh nameOfServernameOfADnameOfQueuenameOfLDnameOfLocalFolder/yourhotfolder

    nameOfServer
    宛先を作成する場所となるInfoPrint Managerサーバーの名前を指定します。
    nameOfAD
    作成される新規の実宛先の名前を指定します。
    nameOfQueue
    既存のキューまたは新規のキューの名前を指定します。
    nameOfLD
    作成される新規の論理宛先の名前を指定します。
    nameOfLocalFolder
    ローカルマウントポイントの名前を指定します。
    yourhotfolder
    InfoPrint 5000プリンターコンソールで作成したホットフォルダーの名前を指定します。

  4. InfoPrint ManagerアドミニストレーションGUIで、新規の実宛先と論理宛先が作成されていることを確認します。
  5. PDFまたはPostScriptテストジョブをInfoPrint 5000に実行依頼します。

サンプルスクリプト

run_customization_1.sh sage ip5k ip5K-q ip5k-ld "/mnt/hmi_hf"

ipk5 はローカルフォルダーです。

hmi_hfはリモートサブフォルダーです。