CUPS ipptool コマンドを使用する
プリンターでIPPをサポートしている場合は、CUPS ipptool コマンドを使用して、サポートされているIPPバージョンおよびサポートされているURIを調べることができます。CUPS ipptoolとその固有の依存関係をインストールするには、AIX Toolbox for Linux Applicationsの以下の公式サイトにアクセスし、パッケージをダウンロードしてください。https://www.ibm.com/support/pages/aix-toolbox-linux-applications-overview
ipptoolプログラムはCUPSに固有であり、指定されたURIに対してIPP要求を送信してテストするか、結果を表示します。期待される応答状況、属性、値など、1つ以上の要求を定義する名前付きのファイルがこのツールに渡されます。
プリンターIPP属性を照会するのに使用する ipptool コマンドの形式は次のとおりです。
# /usr/linux/bin/ipptool -tv ipp://ip-address:port/printer get-printer-attributes.testここで、 ip-addressは使用するプリンターのインターネットプロトコルアドレスであり、 port はIPPでそのプリンターが使用するTCP/IP ポートです。IPPは、TCPのポート631をウェルノウンポートとして使用します。ipps URIがサポートされているかどうかを確認するには、コマンド出力でprinter-uri-supported 属性値を識別する必要があります。コマンド出力でipp-versions-supported属性値を確認します。