通知プロファイルについて
ほとんどのInfoPrintオブジェクト(サーバー、実宛先、論理宛先、キュー、ジョブ、デフォルトジョブ)は、通知プロファイルに関連付けられています。通知プロファイルは、1 つまたは複数の通知プロファイル項目で構成されます。各通知プロファイル項目は、次の 3 つの主要コンポーネントをもっています。
- イベントID
- メッセージが送信される原因となったイベント。詳しくは、イベントIDを参照してください。
- デリバリーメソッド
- メッセージを送達する方法。詳しくは、デリバリーメソッドとデリバリーアドレスを参照してください。
- デリバリーアドレス
- メッセージの送信先。詳しくは、デリバリーメソッドとデリバリーアドレスを参照してください。
また、通知プロファイル項目には、コメント(InfoPrintが一般メッセージテキストに追加するテキスト)とロケール(メッセージを送信する言語設定)も含めることができます。コメントはオプションです。ロケールを指定しない場合は、InfoPrintは、ユーザーが実行しているロケール(言語)を使用してメッセージを送信します。
オブジェクトのなかには、通知プロファイルに項目を 1 つだけ必要とするものがあります。たとえば、ある人がジョブを実行依頼したときは、その人だけが情報を受け取り、ジョブに関するすべてのメッセージを同じ方法で送信できます。
その他のオブジェクトには、複数の項目を持つ理由があります。例:
- オペレーターが複数のコンピューターからプリンターを管理する場合は、各コンピューターごとに項目を作成できます。そうすると、すべてのメッセージがすべてのマシンに届きます。
- オペレーターがメッセージ(destination-needs-attentionなど)を送信でき、管理者が他のメッセージ(object-deletedなど)を送信する場合は、各オペレーターと管理者にエントリーを1つずつ作成できます。メッセージは、処理できる人のところへ送達されます。
- 管理者が作業中にInfoPrint Manager通知を使用し、イベントが発生する頻度を恒久的に記録する場合は、2つ設定できます。InfoPrint Manager通知クライアントにメッセージを送信する設定と管理者が定期的に検査できるファイルに特定のメッセージを書き込む設定です。