xml2afp.cfgファイルをカスタマイズする

新規の構成ファイルを作成するか、提供されたサンプルを変更できます。
  1. 新規の xml2afp 構成ファイル (xml2afp.cfg) を作成します。これにより xmp2afp 変換を構成できます。

    AIXでファイルを作成する場合は、サンプル構成ファイル/usr/lpp/xml2afp/samples/xml2afp.cfg/etc/xml2afp.cfgにコピーします。

    cp /usr/lpp/xml2afp/samples/xml2afp.cfg /etc/xml2afp.cfg

    注意: サンプル構成ファイルを変更したい場合は、さらにそれをコピーする必要があります。
  2. 好みのエディター (vi またはメモ帳など) を使用して、ファイルを編集します。
    1. FONTLIB キーワードに、xml2afp 変換で使用する AFP フォントライブラリーの位置を指定します。たとえば、
      FONTLIB="//SYS1.FONTOLN://SYS1.FONT300"
      完全修飾され、先頭に2つのスラッシュが付いた、MVS区分データセット名を使用できます。コロンを使用して、リスト内のエントリーを区切ってください。
    2. 必要であれば、以下の項目をカスタマイズします。
      • フォント索引ファイル

        xml2afp変換が文字データを文書からAFPフォントにマッピングする方法をカスタマイズする場合は、フォント索引ファイルを作成または変更し、フォント索引ファイルがあるディレクトリーをXML2AFP_CUSTOMキーワードの下に指定します。フォント索引ファイルは、装置タイプファイルと同じディレクトリー (たとえば、/etc/xml2afp) にあります。

        独自のフォント索引ファイルを作成するか、xml2afp変換で提供されたフォント索引ファイルを使用できます。フォント索引ファイルにはファイル構文が記述され、アウトラインフォントを指定するファイル (/usr/lpp/psf/xmltransform/outline_font_index) が 1 つ、ラスターフォントを指定するファイル (/usr/lpp/psf/xmltrasnform//raster_font_index) が 1 つ含まれています。フォント索引ファイルの作成に関する情報については、フォント索引ファイルのいずれかを参照してください。

      • TOOLKITとCLASSPATHキーワードで指定するXML Toolkitの位置
      • JAVAキーワードで指定するJava実行可能ファイルの位置
      • XML2AFP_BASEキーワードで指定するxml2afp変換の位置(/usr/lpp/psf/xml2afp以外の位置にインストールされている場合)
      • HEAP_SIZEキーワードで変換を実行するJava仮想コンピューターのメモリー
      重要: 構成ファイルはシェルスクリプトです。/bin/shに従って有効な任意のコマンドを使用できます。ただし、スクリプトは、InfoPrint Manager によって管理されていない場合、xml2afp 変換を起動するたびに実行されるため、完了までに時間がかかるコマンドの使用は避けてください。

xml2afp変換に付属のサンプルXML変換構成ファイル/usr/lpp/psf/xml2afp/samples/xml2afp.cfgについては、RICOH InfoPrint Manager:リファレンスの「InfoPrint Managerツール」の章にある「xml2afpコマンド:XMLデータのAFPへの変換」を参照してください。