エラー情報が記録される場所

このセクションでは、TCP/IPネットワークでAFP Uploadを構成および使用するときのエラーに関する情報を入手するために参照すべき場所を説明します。

InfoPrint Managerの実宛先のerror.log
AFP Uploadクライアントプログラムは、InfoPrint Manager PSF Uproad TCP/IPの実宛先として動作します。これは、InfoPrint Managerのすべての実宛先と同様に、InfoPrint Managerの実宛先のディレクトリーにあるファイルerror.logにエラーメッセージを記録します。ディレクトリーの名前は次のようになります。
  • /var/psf/printername
ここで、printernameはInfoPrint Managerの実宛先の名前です。

psfmsgコマンドを使用すると、任意のInfoPrint Manager PSFメッセージに関する詳細情報を表示できます。psfmsgコマンドについては、RICOH InfoPrint Manager:Referenceを参照してください。

MVSコンソールログ
MVSコンソールログには、ホストサーバープログラムエラーに関する情報(特に、ホストサーバープログラムが、始動可能なアドレススペースで実行された場合の情報)が記録されています。
MVS保留出力
ホストサーバープログラムが、MVSイニシエーターで管理されるジョブとして実行される場合、ジョブの保留出力を調べて、エラーに関する情報がないことを確認します。ジョブ実行データセットを保留するJCL JOBステートメントでは、MSGCLASSを使用する必要があります。
SYSPRINTデータセット
AFP Uploadホストサーバープログラムは、その構成値、ランタイムエラーに関する情報を、SYSPRINT DDステートメントによって参照されるデータセットに記録します。「SYSPRINT DDステートメントを指定する」を参照してください。