AFPリソースを保管する場所を識別する
InfoPrint Managerでは、データオブジェクトリソースはBCOCAとGOCAとともにグループ化され、表示オブジェクトコンテナーと名付けられています。他の種類のAFPリソースと同様に、InfoPrint Managerに表示オブジェクトコンテナーの場所を指定してください。
また、表示オブジェクトコンテナーがprivateまたはpublicであるかをInfoPrint Managerに指示します。カスタムリソースは他の印刷ジョブで再利用できませんが、共通リソースはさまざまな印刷ジョブで誰でも使用することができます。たとえば、シグニチャーファイルを private にして、それによって通信中または検査において、このファイルを不当に使用できないようにします。また、会社のロゴをpublicにすると、1つのコピーを保管するだけで共有して使用できます。デフォルトでは、すべての表示オブジェクトコンテナーはprivateとみなされます。
AIXコマンドラインからpdsetコマンドのresource-context-presentation-object-containerまたはpublic-context-presentation-object-container属性の複数を使用するか、InfoPrint Manager アドミニストレーション GUIを使用し、イメージリソースが保管される場所とイメージリソースを共通にするかを定義できます。
以下の手順に従い、InfoPrint Manager アドミニストレーション GUIを使用して属性を設定してください。
- InfoPrint Manager アドミニストレーション GUIを開始します。
- オプション→カスタマイズを選択します。
- カスタマイズダイアログで、プリンタータブをクリックします。
- アクション列でAFPリソースの変更、調整の変更、AFPカラーの変更を見つけ、横にあるメニュー列でチェックを付けます。
この手順で、プリンターメニューにこのタスクが追加されます。プリンターメニューまたは他のメニューにタスクを追加する場合は、今すぐか、後でも追加できます。
- [OK]をクリックして設定を適用し、ダイアログをクローズします。
- InfoPrint Manager に InfoPrint 5000 を定義するで作成したプリンターを選択します。
- プリンター→AFPリソースを選択し、AFPリソースの変更ダイアログを開きます。
- 表示オブジェクトコンテナーの位置フィールドで、表示オブジェクトコンテナーが保管されているパスを入力します。複数の場所に保管されている場合は、以下のように、すべてのパスがコロン(:)で区切られて表示されます。
/resources/containers:/dept123/pres-obj-containers:/dept456/pres-obj-containers
- その他すべての適切なフィールドを入力します。たとえば、書式定義を使用する場合は、書式定義の場所フィールドに入力します。
- [OK]をクリックして設定を適用し、ダイアログをクローズします。
- 表示オブジェクトコンテナーがすべてプライベートである場合は、手順13に進みます。共通の表示オブジェクトコンテナーの場合は、プリンター→調整の変更を選択して調整の変更ダイアログを開きます。
- 共通表示オブジェクトコンテナーフィールドで、共通リソースが保管されているパスを入力します。リソースが複数の場所に保管されている場合は、以下のようにすべてのパスがコロン(:)で区切られて表示されます。
/resources/containers:/dept123/public-pres-obj-containers
- [OK]をクリックして設定を適用し、ダイアログをクローズします。