PSF DSSアカウンティングデータファイルの内容の管理方法
印刷ジョブの定期的なスケジュールでのインストールは、潜在的なパフォーマンスの問題を回避するために厳重な管理が必要なアカウンティング/監査データを蓄積します。ログファイルは、定期的に、削除するか、別のディレクトリーに移動してください。いずれかのタスクを実行しない場合は、サーバーでディスクドライブの容量不足になり、ジョブの印刷ができなくなります。この問題を回避するには、システム保守の一部としてアカウンティングログと監査ログを削除または移動します。
PSF DSSアカウンティング/監査データのレコードを保存しておくには、既存のログファイルを新しいディレクトリーに移動させることが必要です。以下の場合に、この手順を使用します。
- ログファイルがあるディレクトリー(podac count.logなど)に 入って、次を指定します。
cd /var/psf
- 次のように指定することで、podaccount.log ファイルを 1quarter96 という名前のディレクトリーに移動します。
mv podaccount.log /1quarter96
このコマンドは、既存のファイルを新しいディレクトリーに移動し、ファイルを /var/psf ディレクトリーから削除します。InfoPrint Submitから印刷用にジョブが次回実行依頼されたときに、InfoPrintは、新しい podaccount.log ファイルを /var/psf ディレクトリーに作成し、ジョブごとに1行のデータを書き込みます。
データはなるべく別のファイルシステムに移動するようにして、システムから削除することは避けるようお勧めします。こうしておけば、アカウンティングデータをいったん格納しておいて、それを参照する必要がなくなったときにシステムから削除できます。データを別のディレクトリーに保管せずに podaccount.log ファイルを削除したい場合は、次のようにします。
- 次を指定します。
cd /var/psf
このコマンドで目的のパスに移動します。 - 次を入力します。
rm podaccount.log
コマンドラインプロンプトが戻されたときは、podaccount.log ファイルがシステムから削除されています。 -
ls
このコマンドでディレクトリーの内容が表示され、ファイルが削除されたことを確認できます。印刷用に次のジョブを実行依頼したときは、InfoPrint は、新しい podaccount.log ファイルを作成し、そのファイルにデータを書き込みます。