InfoPrint Manager が PSF DSS プリンターのリソースアクセスを提供する方法
InfoPrint Manager ではデフォルトで、すべてのリソース許可を -r--r--r-- に設定することにより、すべてのユーザーがリソースにアクセスできます。リソースにアクセスしようとするプログラムのインスタンスは、デフォルトユーザーの ID (ipm1)、または 1 次グループに設定されている sys グループの許可ユーザーの ID で作成されます。
PSF DSS プリンターは、ジョブを実行依頼したユーザーのユーザー ID を基にしてリソースアクセスを制限します。そのユーザーIDにはローカルIDを定義しておきます。 定義されていないと、InfoPrintは匿名リソースアクセス(リソースへのアクセスに最低限必要なアクセス許可-r--r--r--を要求する)を使用します。
ユーザー ID が以下の場合に、PSF DSS リソースのアクセスが認可されます。
- ローカル(ローカルファイル/etc/passwd内)に存在し、systemグループのメンバーである。
- そのリソースを所有している。
- グループ許可を使用してリソースにアクセスできる。
- グローバルアクセスが対象のリソースを許可しているためにそのリソースにアクセスできる。