コマンド行からSend and Saveを起動する

Send and Save機能に対応するプリンターにジョブを送信する場合は(データストリームが指定されていない場合)、コマンド行から指定できます。Send and Saveは、-Sフラグを使用して起動されます。その場合、オプションを以下から選択できます。
  • 0 今すぐ印刷(デフォルト)
  • 1 1部印刷し、ジョブを保留
  • 2 PINを入力するまでジョブを保留

    個人識別番号(PIN)を設定するときは必ず、-S2 -ynnnnのように指定してください。PINは、印刷用文書を解放するためにプリンターの保管済みジョブメニューで入力する番号です。PINにnnnnを含めない場合は、プリンターで強制的に0000の番号に設定されます。

  • 3 後で印刷
  • 4 今すぐ印刷して保存
  • 5 保存
  • 6 今すぐ印刷して文書サーバーにアーカイブ
  • 7 文書サーバーにアーカイブ(PINなし)
  • 7 文書サーバーにアーカイブ(PINあり)

    PINを設定するときは必ず、-S7 -ynnnnのように指定してください。PINは、印刷用文書を解放するためにプリンターの保管済みジョブメニューで入力する番号です。PINにnnnnを含めない場合は、プリンターで強制的に0000の番号に設定されます。

    注意:
  1. -Sフラグがオプション2または7だけに設定されている場合は、プリンターはPIN(-y)番号を無視します。
  2. オプション6および7は、InfoPrint 2085およびInfoPrint 2105では使用できません。

たとえば、AIX 実宛先に実行依頼し、プリンターに job1 を 1 部印刷させてそれを保管させたい場合、次のコマンドを入力します。

pdpr -d ldname -x "destination-pass-through='-S4'" job1
ここで、ldnameは、InfoPrint ManagerでInfoPrint 2090ES、2105ES、2060ES、2075ES、2085、または2105の実宛先に関連付けられた論理宛先の名前です。

PSF その他実宛先に実行依頼する場合は、Send and Save コマンドが正しく機能するために、-S フラグの前の destination-pass-through 属性に「-BE」値を指定する必要があります。たとえば、PSF-Other実宛先プリンターでjob1を1部印刷して保管する場合は、次のコマンドを入力します。

pdpr -d ldname -x "destination-pass-through='-BE -S4'" job1
ここで、ldnameはプリンターに関連付けられた論理宛先の名前です。

AIX実宛先に実行依頼し、PINを入力するまでInfoPrint 2090ESプリンターにジョブを保留させる場合は、次のコマンドを入力します。

pdpr -d ldname -x "destination-pass-through='-S2 -ynnnn'" job1
ここで、nnnnは4桁のPINです。