キュー情報ファイルをカスタマイズする

InfoPrint SMITプロダクション印刷インターフェースを使用するときは、キュー情報ファイルを事前にセットアップしておくと、モニターするキューを変更できます。キュー情報ファイルは、キュー名を対応する環境ファイルにマッピングします。 キュー情報ファイル —InfoPrint SMITプロダクション印刷インターフェースは、デフォルトのキュー情報ファイル/usr/lpp/pd/bin/queue_infoの内容を示しています。

キュー情報ファイル —InfoPrint SMITプロダクション印刷インターフェース

queue_name_1 pathname-of-the-corresponding-ppo.env-file
queue_name_2 pathname-of-the-corresponding-ppo.env-file
キュー情報ファイルをセットアップして使用するには、以下の手順に従います。
  1. InfoPrint SMITプロダクション印刷インターフェースを使用してモニターするキューごとに、環境ファイルを1つ作成します。環境変数に適切な値を指定します。PDBASE環境変数で指定されたディレクトリー、またはPDNAMESP環境変数で指定されたディレクトリーに、環境ファイルを保存します。別AIXシステムのオペレーターがそのファイルを共用する場合は、PDNAMESP環境変数で指定されたディレクトリーに環境ファイルを保存します。詳しくは、デフォルトのInfoPrint SMITプロダクション印刷インターフェース環境ファイルをカスタマイズするを参照してください。
  2. /usr/lpp/pd/binディレクトリーのqueue_infoファイルを更新します。たとえば、ksrv-q1ksrv-q2 という 2 つのキューがあります。キューの環境ファイルはq1.envq2.envで、/usr/lpp/pd/binディレクトリーにあります。queue_infoファイルを、以下のエントリーを使用して更新します。
    ksrv-q1 /usr/lpp/pd/bin/q1.env
    ksrv-q2 /usr/lpp/pd/bin/q2.env
    注意:
  1. 指定する環境ファイルごとに、フルパスを組み込んでください。
  2. キュー情報ファイルを別の名前で作成するか、別のディレクトリーに保存する場合は、すべての環境ファイルのPPO_QUEUE_INFO_FILE環境変数に正しいディレクトリーとファイル名を指定してください。
  3. キュー情報ファイルを使用するには、startppoコマンドを使用し、InfoPrint SMITプロダクション印刷インターフェースを起動してください。詳しくは、 InfoPrint SMITプロダクション印刷インターフェースを起動するを参照してください。