ジョブ名
ジョブの名前を指定します。ジョブを実行依頼したユーザーが名前を指定したか、ジョブを実行依頼したホストシステムによって名前が割り当てられた可能性があります。RICOH ProcessDirectorでは、ジョブ名がシステム上で一意である必要はありません。 ジョブ番号プロパティーには、RICOH ProcessDirectorがジョブを識別するために使用する一意のシステム識別子またはスプールIDが含まれます。RICOH ProcessDirectorは、入力ファイルからジョブを作成するときに、このプロパティーの値を最初に指定します。
形式:
- 長さ
- 最大128文字(バイト)
- 制限:
- 大/小文字の区別
- データベース名
- Job.Name
使用上の注意:
- ${Job.InputFile} シンボルをこのプロパティーの値として使用した場合、RICOH ProcessDirector によってジョブ名はジョブが作成された入力ファイルの名前に設定されます。ただし、ジョブ名を定義する制御ファイルと一緒に実行依頼されたジョブの場合は(Download入力装置およびLPD入力装置が該当)、このプロパティーの値として指定した
${Job.InputFile}を削除して、制御ファイルで定義したジョブ名を指定変更しないようにします。
たとえば、ワークフローでジョブ名プロパティーの値を ${Job.InputFile} に指定し、 receive_lpd_pdf_jobtype.cfg などの制御ファイルでは DEFINE ${Job.Name} AS "${DEPARTMENT}" を指定した場合、RICOH ProcessDirector では、DEPARTMENT ジョブパラメーターで指定する値ではなく ジョブ名プロパティーの値を、ジョブの入力ファイル名に設定します。
- [再処理]アクションを使用してジョブをもう一度処理し、別のワークフローを指定する場合は、ジョブの名前が変更されます。ジョブ名は新規ワークフローの規則に従って設定されます。