イベント
通知オブジェクトに対して監視する 1 つまたは複数のプロパティーを定義できます。それぞれのイベントは、オブジェクトプロパティー、アクション、およびオプションで値によって構成されます。
指定したイベントが発生すると、設定されている条件に対して評価され、通知を生成するかどうかが判断されます。
- プロパティー
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メール通知では、イベントタイプとして選択されているオブジェクトに適格なプロパティーがすべて表示されます。
ヒストリーレコード通知では、使用可能な値は現行ジョブの状態のみです。
- アクション
- RICOH ProcessDirector で監視する値の変更のタイプを指定します。次のいずれかを選択します。
- 変更 (デフォルト)
- プロパティーの値が変更された場合にイベントがレポートされます。
- 変更前
- プロパティーの値が値プロパティーの値から別の値に変更された場合にイベントがレポートされます。
- 変更後
- プロパティーの値が、別の値から値プロパティーの値に変更された場合にイベントがレポートされます。
- 値
- RICOH ProcessDirector がイベントをレポートするかどうかを判断するのに使用する値を指定します。
プロパティーに応じて、リストから選択するか、または英数値を入力できます。
プロパティーに単位がある場合でも、その単位は変更できません。時間の値も、そのプロパティーがサポートする最小単位を使用して指定する必要があります。例えば、保存期間は分単位です。測定値はインチ単位で指定する必要があります。
変更アクションを選択した場合は、値を選択したり、入力することはできません。
- データベース名
- Notification.Event
使用上の注意:
- 要約フィールドに、選択した結果がデータベースの照会形式で示されます。
- 追加イベントを定義するには、任意のイベントの右側の+をクリックします。イベントを削除するには、削除するイベントの右側の -をクリックします。
- 条件は、指定したイベントに対して生成される通知を制限します。条件が指定されていない場合、イベントが発生するたびに通知が生成されます。1 つまたは複数の条件が指定されている場合は、通知が生成される前に、これらの条件が満たされる必要があります。
- メール通知では、通知の制限プロパティーを使用して、一定期間中に送信するメッセージ数を指定できます。 通知の制限に到達後、指定されている時間制限が経過する前にイベントが発生した場合、通知は送信されません。
- 複数のプロパティーを監視する場合は、そのうちの 1 つのプロパティーが変更されると、イベントとして報告されます。
- プロパティーで変更アクションを選択し、それがワークフロー内で初めてのプロパティーの設定である場合は、メール通知が送信されます。この通知は無視してください。
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通知テーブルの[テスト]ボタンは、メール通知のみが対象です。