プロモート

ジョブがプロモートされたかどうかを指定します。ジョブをプロモートすることによって、次の処理ステップに入るとき、そのジョブはシステムで最も優先順位の高いジョブになります。システム上の他のどのジョブよりも先に、残りのワークフローフェーズおよびステップを通過します。これは、他のジョブのジョブ優先順位プロパティーの値に関係なく行われます。直接、 プロモートプロパティーの値を変更することはできません。ジョブをプロモートするには、 プロモートアクションを使用します。

値:

はい
ジョブはプロモートされました。
いいえ
ジョブはプロモートされませんでした。
デフォルト
設定なし

データベース名
Job.Promote

使用上の注意:

  • システム上の複数のジョブをプロモートすると、最後にプロモートされたジョブが他のどのジョブよりも先に処理されます。プロモーション時刻プロパティーに、ジョブがプロモートされたときのタイムスタンプが入っています。
  • RICOH ProcessDirectorは、次の順序でプロセスグループのメンバーではないシステム上のジョブを処理します。
    • ジョブのプロモーション時刻プロパティーによって判別される、最後にプロモートされたジョブ
    • ジョブ優先順位プロパティーによって判別される、最も優先順位の高いジョブ
    • 最後に実行依頼されたジョブ(実行依頼時刻プロパティーで決定)
  • RICOH ProcessDirector は、プロセスグループのメンバーであるジョブを次の順序で処理します。
    • 最後にプロモートされたジョブ
    • 最も優先順位の高いジョブ
    • プロセスグループ配列プロパティーによって判別される、プロセスグループ内のジョブの順序
  • プロモートプロパティーをワークフローで設定することはできません。