メディアマッピングファイルのパス

TransformToPDFWithMediaInfoステップへのAFPまたはPostScript入力内のメディア名を RICOH ProcessDirector メディア名にマッピングするファイルのフルパスと名前を指定します。マッピングファイルが用意されていない場合、ステップが生成するJDFジョブチケット内のメディア名は、AFPまたはPostScript入力内のメディア名と同じになります。

パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。

デフォルト
なし
データベース名
Job.Transform.MapOfJDFToRPDMedia

使用上の注意:

  • 次の例のファイルでは、4つのAFPまたはPostScriptメディア名(A4、レター、TRAY1およびTRAY2)を4つの RICOH ProcessDirector メディア名にマッピングしています。
    • # AFPorPSmedia=RPDmedia
    • A4=A4 Plain
    • Letter=Letter Color
    • TRAY1=Letter Preprinted
    • TRAY2=A3 Plain

    AFPまたはPostScript入力内のメディア名を RICOH ProcessDirector メディア名にマッピングするファイルの作成については、インフォメーションセンターを参照してください。

  • RICOH ProcessDirector メディア名にユニコード文字が含まれている場合は、テキストをUTF-8形式で保存できるエディターでメディアマッピングファイルを編集します。
  • RICOH ProcessDirector メディアオブジェクトと一致しない RICOH ProcessDirector メディア名があると、ジョブはエラー状態になります。 待ち状況の理由の値は 一致するメディアなしです。
  • このファイルが同じAFPまたはPostScriptメディア名を異なる RICOH ProcessDirector メディア名にマッピングする場合、システムはAFPまたはPostScriptメディア名の最後のマッピングを使用します。最後のマッピングの RICOH ProcessDirector メディア名は、JDFファイル内のAFPまたはPostScriptメディア名に置き換わります。

  • このファイルの名前に、RICOH ProcessDirectorシンボル表記を使用できます。例えば、ジョブで要求される可能性がある各プリンターに対して、メディアマッピングファイルがあるとします。各ファイルの名前は、プリンター名です。 次のシンボルを使用します。次の記号を使用します。 ${Job.RequestedPrinter}

    各ファイルの拡張子がCFGで、control_filesディレクトリーのmedia_mappingサブディレクトリーに格納した場合は、 メディアマッピングファイルのパスプロパティーに次の値を設定します。

    • /aiw/aiw1/control_files/media_mapping/${Job.RequestedPrinter}.cfg(Linuxの場合)
    • C:\aiw\aiw1\control_files\media_mapping\${Job.RequestedPrinter}.cfg(Windowsの場合)

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

  • メディアマッピングファイルのパスは定位置ジョブプロパティーです。定位置ジョブプロパティーの使用については、インフォメーションセンターを参照してください。