間隔
チェックポイント開始時刻と、ジョブのこのフェーズの完了が予想される時刻の間の時間間隔を指定します。
チェックポイント開始時刻は、各フェーズで同一です。デフォルトのチェックポイント開始時刻は、ジョブがシステムに到着した時刻です。ただし、調整方法プロパティーが カットオフまたは 開始になっているか、 非サービス期間の調整プロパティーが はいになっている場合、ジョブのチェックポイント開始時刻は RICOH ProcessDirector によって調整されます。
フェーズの間隔には、このフェーズのほかに、先行するすべてのフェーズの完了に要する時間が含まれていなければなりません。例えば、[準備]の間隔が 4 時間の場合、[印刷]の間隔は、4 時間に、[印刷]フェーズの完了にかかると予測される時間を加えたものになります。
ジョブがチェックポイント開始時刻後 8 時間以内で印刷を完了しなければならない場合は、間隔を次のように指定できます。
- 受信:1時間
- 準備:4時間
- 印刷:8時間
計画チェックポイント時刻を計算するために、RICOH ProcessDirector によって各フェーズの間隔がチェックポイント開始時刻に追加されます。例えば、チェックポイント開始時刻が 09:00 の場合は、上にリストした間隔で計画チェックポイント時刻は次のようになります。
- 受信:10:00
- 準備:13:00
- 印刷:17:00
時間の単位は、日、時、または分です。値の時間単位を選択するには、プロパティー名の横にあるコントロールを使用します。
値:
- 日数
- 1~ 100
- 時間
- 1~ 2400
- 分
- 1~ 144000
- データベース名
- Policy.SLA.Interval
使用上の注意:
- 時間の単位を変更しても、値は変わりません。
- フェーズの間隔を指定しない場合、RICOH ProcessDirector では、そのフェーズの計画チェックポイントは設定されません。
- 間隔を変更した場合、再処理アクションを使用して最初のステップから既存のジョブを再処理しない限り、変更は既存のジョブの計画チェックポイントには影響しません。