完了方法
入力ファイルの送信が完了したことを入力装置がどのようにして判断するかを指定します。ホットフォルダー入力装置であればこの値を変更することができますが、Download
入力装置または LPD 入力装置の場合は変更できません。
値:
- なし
- 入力装置には、ファイル完了を判別する方法が定義されていません。入力装置が入力ファイルを検出すると、その時点で送信が完了したことになります。Download 入力装置では、なしだけが有効な値です。
- Size
- 入力装置は入力ファイルのサイズをポーリングし、2 度のポーリングの間にファイルサイズ変更が発生しなければ、送信が完了したと判断します。ポーリング間隔 (unit)プロパティーは、ポーリング間の時間の長さはを制御します。ホットフォルダー入力装置では、 サイズがデフォルト値です。
- ファイルオープン
- 入力装置は、書き込み操作のために入力ファイルを開くことができるようになったとき、送信が完了したと判断します。
- トリガー
- 入力装置は、入力ファイルのトリガーを受信したときに、送信が完了したと判断します。トリガーパターンプロパティーは、どのように入力装置がトリガーファイルを認識するかを制御します。トリガーファイルは、入力ファイルと同じ名前に異なる拡張子が付いていなければなりません。LPD
入力装置では、 トリガーだけが有効な値です。
トリガーを選択した場合、 バッチ方式プロパティー値は使用されません。
- データベース名
- InputDevice.FileCompletion
使用上の注意: トリガーパターンと 指定変更パターンの両方のプロパティーに同じパターン値を指定することで、指定変更ファイルをトリガーファイルとして使用することもできます。この場合、このファイルは最初にジョブが受信済みであると通知するトリガーとして使用され、次にプロパティー値を更新する指定変更ファイルとして使用されます。