拡張オプション
RICOH ProcessDirector の line2afpデータストリーム変換コンポーネントがジョブを AFP フォーマットに変換するときに使用する拡張オプションを指定します。拡張オプションとは、MO:DCA-P データストリームにおける拡張機能で、すべての表示装置
(たとえばプリンター) によってサポートされているわけではありません。このプロパティーに指定する値が、ジョブに割り当てられているプリンターによってサポートされていることを確認しなければなりません。
値:
- ALL
- RICOH ProcessDirector は、すべての拡張オプションを使用します。 すべてを指定する場合、他のオプションを指定しないでください。
- BOX
- RICOH ProcessDirector は、GOCA ボックス描画順序を作成します。
- CELLED
- RICOH ProcessDirectorは、IM1セルイメージを変換する際にGOCA Replicate and Trim機能を使用します。RICOH ProcessDirectorは、 イメージ出力形式のジョブプロパティーが IOCAの場合にのみ、この値を使用します。
- FRACLINE
- RICOH ProcessDirector は GOCA フラクショナル線幅描画順序を作成します。
- PASSOID
- RICOH ProcessDirector は、TrueType および OpenType フォントを保管するとき、OID 情報を Resource Access Table (RAT) から Begin Resource (BRS または BR) 構造化フィールドに受け渡します。
- PRCOLOR
- RICOH ProcessDirector は GOCA プロセスカラー描画順序を作成します。
- RESORDER
- インラインリソースが特定の順序で現れる必要がないことを指定します。ただし、Begin Document (BDT) 構造化フィールドの前に現れる必要があります。この値を指定しない場合、インラインリソースはジョブが使用する順序になっていなければなりません。その順序になっていなければ、エラーが発生します。RESORDER 値を指定することによって、パフォーマンスが大きく影響を受けることに注意してください。
- SPCMPRS
- RICOH ProcessDirector は繰り返しストリング PTOCA 順序を使用して、末尾ブランクを行データから除去し、埋め込まれたブランクを圧縮します。
- PASSPF
- AFP 入力ファイルに含まれている Begin Print File (BPF) および End Print File (EPF) 構造化フィールドを指定し、出力ファイルで保持する印刷データの境界を定義します。この値が指定されていない場合、BPF/EPF ペアは無視されます。これらの構造化フィールドは、IS/3 準拠の AFP データストリームで必要です。
- データベース名
- Job.Line2AFP.EXTENSIONS
使用上の注意:
- このプロパティーに値を指定しない場合、line2afp データストリーム変換プログラムは値を なしにデフォルト設定します。拡張オプションは使用されません。
- 詳しくは、AFP Conversion and Indexing Facility: ユーザーガイドの EXTENSIONSパラメーターを参照してください。