送信コマンド (2)

システムがインサーターコントローラーに 2 番目インサーター制御ファイルを送るために使用する、コマンドまたはスクリプトを指定します。コマンドには、コマンドでジョブプロパティーの値を渡すためのシンボルを含めることができます。例えば、${Job.Inserter.JobID} シンボルを使用して、 インサータージョブ名プロパティーの値を指定できます。

形式:

長さ
最大1024文字(バイト)
デフォルト
設定なし
データベース名
InserterSystem.Control2.TransferCommand

使用上の注意:

  • インサーターコントローラーで制御ファイルが使用されない場合は、このプロパティーを指定しないでください。
  • RICOH ProcessDirector には、インサーターコントローラーがアクセス可能なディレクトリーにジョブのインサーター制御ファイルを送信するためのスクリプトが用意されています。

    • Linux の場合、スクリプトには copy_file.sh、move_file.sh、ftp_file.sh、sftp_file.sh、scp_file.sh が含まれています。

    • Windows の場合、copy_file.pl と move_file.pl を使用します。

  • -d オプションは必須です。このオプションは、インサーター制御ファイルの宛先ディレクトリーおよびファイル名を指定します。
  • -p オプションは任意指定です。このオプションは、宛先ディレクトリーのインサーター制御ファイルに割り当てる許可を指定します。
  • PATH 環境変数に指定されたディレクトリーにないコマンドやスクリプトを指定する場合は、そのコマンドやスクリプトの絶対パス名を指定します。
  • インサーターコントローラーがジョブごとにインサーター制御ファイルを 1 つしか使用しない場合、このプロパティーを指定しないでください。
  • シンボルおよびスクリプトについては、RICOH ProcessDirector のインフォメーションセンターを参照してください。