SFTPターゲットファイルパターン

SFTPサーバーからのSFTPソースファイルパターンプロパティーに一致するファイルをコピーするときに使用するターゲットファイル名を指定します。 SFTPターゲットファイルパターンプロパティーの値には、$[1], $[2], $[3], ...を含めて、 SFTPソースファイルパターンプロパティーから取り込まれた1番目、2番目、3番目のグループを参照することができます。 SFTPソースファイルパターンプロパティーの取り込まれたグループは、括弧で識別されます。
長さ
最大 255 文字 (バイト)
デフォルト
値を指定しない場合は、パスが含まれない元のファイル名がターゲットファイル名として使用されます。異なるサブディレクトリーに置かれている同じ名前のファイルは、それらがターゲットファイルシステムに書き込まれるときに上書きされます。
データベース名
Job.SFTP.TargetFilePattern

例:

この例では、ソースファイルとターゲットファイルの名前は同じです。

  • SFTPソースファイルパターン: ([a-zA-Z0-9]+)\\.([a-z]+)
  • SFTPターゲットファイルパターン: $[1].$[2]

一致するファイルFile1.pdfは、同じファイル名File1.pdfを使用してローカルシステムにコピーされます。一致するファイルFile2.pdfは、同じファイル名File2.pdfを使用してローカルシステムにコピーされます。

この例では、ターゲットファイルの名前は、ソースファイル名のパスから派生した名前になります。

  • SFTPソースファイルパターン: ([a-zA-Z0-9]+)/([a-zA-Z0-9]+)/([a-zA-Z0-9_-]+)\\.([a-zA-Z0-9]+)
  • SFTPターゲットファイルパターン: $[1]@$[2]@$[3].$[4]

一致するファイルCompany1/Invoices/Account027823_10-2017.pdfは、ファイル名Company1@Invoices@Acount027823_10-2017.pdfを使用してローカルシステムにコピーされます。一致するファイルCompany1/Letters/Letter1.pdfはファイル名Company1@Letters@Letter1.pdfを使用してローカルシステムにコピーされます。

この例では、コピーされるソースファイルの名前にかかわらず、ターゲットファイル名が常に同じです(取り込まれたグループはこの例では使用されません)。

  • SFTPソースファイルパターン: [a-zA-Z0-9]+\\.[a-z]+
  • SFTPターゲットファイルパターン: NewFile

一致するファイルFile1.pdfは、ファイル名NewFileを使用してローカルシステムにコピーされます。一致するファイルFile2.pdfは、ファイル名NewFileを使用してローカルシステムにコピーされます。