オーバーレイの最大数
プリンターがジョブ間のメモリーに保存する必要がある AFP オーバーレイの最大数を指定します。許可ユーザーは、このプロパティーを指定できます。
形式:
- データタイプ
- 0から999までの整数
- デフォルト
- 0:値が指定されていない場合に使用します。これは、プリンタードライバーコンポーネントで設定されたデフォルト値です。
- データベース名
- AFPPrinter.MaxOverlays
使用上の注意:
- パフォーマンス上の理由から、プリンターがジョブとジョブの間に保存しておく、デフォルト数だけ用意されているオーバーレイよりも一般的なオーバーレイが、ほとんどのジョブで使用されているかどうかを評価したい場合があります。例えば、すべてのジョブが同じ 2 つのオーバーレイのセットを使用していて、オーバーレイの最大数プロパティーが 0 であるとします。この場合、プリンターはジョブの印刷後に 2 つのオーバーレイを削除し、削除されたオーバーレイを次のジョブが必要としている場合は、それらを再ロードします。プリンターのパフォーマンスに影響する場合があります。
- リソースを保管するため、プリンターが別に設定しているストレージの量は、いつプリンターがリソースを削除するかに影響する場合があります。ストレージを使い尽くすと、プリンターがこの RICOH ProcessDirector プロパティーの設定を無視し、必要に応じて 1 つ以上のオーバーレイを削除することがあります。
- プリンターに割り当てられているジョブがある場合、このプロパティーの値を変更することはできません。
- オーバーレイの最大数が変更されると、RICOH ProcessDirector はプリンターを自動的にシャットダウンし、再始動します。