ヘッダーページ構成ファイル

RICOH ProcessDirectorがジョブのヘッダーページの内容と形式を作成するために使用する、構成ファイルのパスと名前を指定します。RICOH ProcessDirectorに用意されているヘッダーページの構成ファイルのいずれかを指定できますが、カスタマイズした構成ファイルを指定することもできます。

パスとファイル名を指定する代わりに、プロパティーの値としてステップリソースオブジェクトを選択することもできます。ステップリソースを使用すると、ファイルを使用するステップを含むすべてのワークフローを編集せずに、特定のファイルを変更できます。RICOH ProcessDirectorはこれらの構成ファイルを次のディレクトリーに提供します。

  • Linux の場合: /aiw/aiw1/control_files/banner_pages
  • Windows の場合: C:\aiw\aiw1\control_files\banner_pages

形式:

長さ
最大 255 文字 (バイト)
データベース名
Job.Print.HeaderConfig

使用上の注意:

  • ジョブのヘッダーコピープロパティーが 1 以上の値になっている場合、RICOH ProcessDirector は、 ヘッダーページ構成ファイルプロパティーに値があり、構成ファイルが存在することを検査します。構成ファイルを見つけられなかった場合、RICOH ProcessDirector はジョブをエラー状態にします。
  • AFP バナーページの場合、この値では .cfg ファイルを指定します。
  • PDF バナーページの場合、この値では .jrxml ファイルを指定します。
  • AFP バナーページで、バナーページタイププリンタープロパティーに値がある場合、RICOH ProcessDirector は対応する構成ファイルを探します。対応する構成ファイルが見つかっても、それがジョブに指定されている構成ファイルと異なっている場合、RICOH ProcessDirectorバナーページタイププリンタープロパティーに指定されている構成ファイルを使用します。たとえば、 ヘッダーページ構成ファイルジョブプロパティーの値が header.cfg で、プリンタープロパティーの値が 狭いになっている場合、RICOH ProcessDirector は、ジョブによって指定されているディレクトリーで名前 header.narrow.cfg の構成ファイルを探します。ファイルが存在していれば、RICOH ProcessDirector はそのファイルを header.cfg ファイルの代わりに使用します。
  • Linux 1 次コンピューターの場合: PDFバナーページをアプリケーションサーバーのRicoh PDFまたはカスタムPDFプリンターで印刷する場合、この値は1次コンピューターの/aiwディレクトリーに接続するためにアプリケーションサーバーが使用するドライブ名を指定する必要があります。例えば、アプリケーションサーバーは Z: を使用して接続します。1 次コンピューターのヘッダーページ構成ファイルへのファイルパスは、/aiw/aiw1/control_files/banner_pages/header.jrxml です。この値は、Z:\aiw1\control_files\banner_pages\header.jrxml を指定する必要があります。