JDFパターン
RICOH ProcessDirectorがジョブ定義フォーマット(JDF)ジョブチケットを識別するために使用するパターンマッチングストリングを指定します。RICOH ProcessDirectorは、JDF印刷ファイルをグループとして処理します。この値では正規表現構文が使用され、値の文字には大/小文字の区別があります。たとえば .*\.JDF$ は、.*\.jdf$ とは異なるパターンを表します。複数のパターンはコンマで区切ります。 スペースを入れてはいけません。
ホットフォルダー入力装置の推奨値は、.*\.jdf$ です。ここで、
- ピリオド (.) は任意の 1 文字に一致します。
- アスタリスク(*)は、ゼロ個または任意の数の先行する文字(ファイル名の最大長まで)に一致します。
- 円記号(\)はエスケープ文字で、次の文字がリテラルとして解釈されることを示します。
- .jdfは、一致させる必要のある実際の文字です。
- ドル記号($)は、表現(ファイル名)の末尾部分がjdfと一致することを示します。
- データベース名
- InputDevice.FileJDFPatterns
使用上の注意:
- 入力装置のワークフロープロパティーを ParentNoPrint に設定してください。 子ワークフロープロパティーを、JDF ファイルで指定されるファイルのタイプに適したワークフローに設定します。
- 入力装置のバッチ方式プロパティーを JDFまたは パターンに設定します。
- 入力装置の完了方法プロパティーが トリガーの場合、RICOH ProcessDirector では最初にトリガーファイルが検査されます。JDFパターン、指定変更パターン、リストパターン、データパターンの順で他のパターンタイプを検査します。