ファイル本文

BuildFileFromPropertiesステップテンプレートに基づくステップで作成される出力ファイルの本文情報を指定します。このプロパティーを使用して、出力ファイルに含める文書プロパティーの値を指定します。また、このプロパティーを使用して、出力ファイルに含めるジョブプロパティーの値も指定できます。

ジョブプロパティーへの参照を指定する場合、出力ファイルのそれらのジョブプロパティーに対する値は、各文書で同じです。

ジョブのスプールディレクトリー内の文書プロパティーファイルによって、BuildFileFromPropertiesステップの入力が提供されます。出力ファイルでは、文書プロパティーファイルの各文書に対して、このプロパティーの値が繰り返されます。

ステップは、次の条件がどちらも適用される場合にのみ、このプロパティーの値を出力ファイルに書き込みます。

  • ファイル本文プロパティーに値 (一般的には 1 つ以上の有効な文書プロパティー) が指定されている。
  • ジョブのスプールディレクトリーに文書プロパティーファイルが含まれている。

デフォルト
なし
データベース名
Job.FileBody
使用上の注意:
  • 出力ファイルは、XML、JSON、CSVなど任意の形式で作成できます。
  • 出力に文書およびジョブの値を含めるには、ファイル本文でシンボル表記を使用して文書プロパティーおよびジョブプロパティーを指定します。シンボルは、文書プロパティーおよびジョブプロパティーのプレースホルダーになります。

    このXML出力の作成例では、4つのシンボルを使用して文書番号(データベース名 Doc.ID)、 現在のページDoc.CurrentPages)、 カスタマー名Doc.Custom.CustomerName)および カスタマーアカウント番号Doc.Custom.AccountNumber)という文書プロパティーをファイル本文で指定しています。

    <Document> <DocNumber>${Doc.ID}</DocNumber> <PageCount>${Doc.CurrentPages}</PageCount> <Customer Custname="${Doc.Custom.CustomerName}" CustAccount="${Doc.Custom.AccountNumber}" /></Document>

    シンボル表記とその使用法については、ヘルプシステムを参照してください。

  • このプロパティー、ファイルヘッダーおよび ファイルフッターに値を定義して作成されたXML出力の例は、ヘルプシステムの BuildFileFromPropertiesステップテンプレートのトピックを参照してください。