PSF実宛先の接続タイプについて
実宛先用の接続タイプは、Windowsシステムにプリンターを接続し、InfoPrint Manager for Windowsと通信する方法を定義します。接続タイプはプリンターに基づいており、以下のいずれかになります。
- TCP/IP
- プリンターはIPDSを使用して通信を行い、TCP/IPネットワーク経由でWindowsシステムに接続します。InfoPrint Manager実宛先を作成するには、プリンターのインターネットプロトコル(IP)アドレスとTCP/IP 接続プリンター用のポート番号は5001~65535の整数です。
- コマンド
- PSFコマンドの実宛先を作成する前に、その文書で指定されたとおりにプリンターを接続してください。PCLプリンターでの印刷用にデータをPCLに変換するためにこの装置を使用する場合は、必ずPCL Secondary使用時の処理に関する考慮事項を確認してください。
- その他のドライバー
- PCL プリンターは、TCP/IPを使用して通信するか、パラレルまたはシリアルポート経由でWindowsシステムに直接接続します。実宛先を作成するには、PCL プリンターを操作するために必要なポートモニターに関連付けられたポートを指定してください。PCLプリンターでの印刷用にデータをPCLに変換するためにこの装置を使用する場合は、必ずPCL Secondary使用時の処理に関する考慮事項を確認してください。
PSF実宛先用の接続タイプを選択するを使用し、PSFの実宛先用の該当する接続タイプを判別してください。
PSF実宛先用の接続タイプを選択する
プリンターに送信するデータストリーム | IPDS | PCL4、PCL5、PCL5c、PCL6またはPPDS | PCL4、PCL5、PCL5c、PCL6またはPPDS |
プリンターを接続するシステムでのInfoPrint Managerの実行方法 | TCP/IP ネットワークを使用 | TCP/IPネットワークを使用、あるいは、パラレルまたはシリアルポートを使用して直接接続 | ジョブを実行依頼するのに lpr などのコマンドを使用して TCP/IP ネットワークを使用 |
接続タイプを選択する | TCP/IP | その他のドライバー | コマンド |
特定の入力データフォーマットを変換しないようにPSFその他のドライバープリンターを構成するには、InfoPrint ManagerアドミニストレーションGUIを使用し、次の構成タスクを実行します。プリンターの作成ウィザードによりPSFその他の接続プリンターを作成後、そのプリンターのプリンタープロパティーに進み、宛先でRIP処理するフォーマットフィールドを変更し、実宛先をパススルーPCLとPostScriptジョブ用に構成してください。[宛先で RIP 処理するフォーマット]フィールドは、すべての使用可能なプロパティーが表示されているときに、[プリンタープロパティー]ノートブックの[文書]タブにあります。すべて表示をクリックし、すべてのプリンタープロパティーを表示する必要があります。
PCLとPostScriptの両方(または、実宛先が最初からどのデータタイプをサポートしているかに応じて2つのうち一方のみ)を、考えられる値の宛先でRIP処理するフォーマットリストから強調表示し、追加>>ボタンをクリックします。
PCLとPostScript以外の値を直接受け入れられる宛先がある場合もあるため、PCLとPostScript以外の値を指定できます。たとえば、プリンターで PDFまたはASCIIを使用できる場合があります。