制御ステートメントのタイプ

DCF には 3 種類の制御ステートメントがあります。

  1. Defaultステートメントは、MVSからパラメーターを受け取らないときのmvs_keywordのデフォルトパラメーターを指定します。これは、mvs_definition だけで成り立っています。
    注意: 同じmvs_keywordを使用するDefaultステートメントを複数入れる場合は、InfoPrintは最後のステートメントだけ使用します。
  2. Globalステートメントは、すべてのデータセット実行依頼で使用するInfoPrintパラメーターを指定します。このステートメントは、mvs_definition 値として GLOBAL を使用します。
    注意: 同じinfoprint_attributeを使用するGlobalステートメントを複数入れる場合は、InfoPrintは最後のステートメントだけ使用します。
  3. Mapping ステートメントは、mvs_keyword を、対応する InfoPrint の値にマッチングします。これらのステートメントには、mvs_keyword と制御の両方が入っていなければなりません。DCFに受け取ったmvs_keywordとパラメーターのMappingステートメントがリストされていない場合は、InfoPrintは、未変更のprinter-pass-through属性としてmvs_keywordとパラメーターを追加します。
      注意:
    1. 同じmvs_definitionを使用するが、異なるinfoprint_attributesにマッピングするMappingステートメントを複入れる場合は、すべてのステートメントが使用されます。
    2. 同じ mvs_keyword を使用し、同じ infoprint_attribute にマップする複数の Mapping ステートメントを組み込む場合は、マップされた最後のステートメントが使用されます。
    3. Globalステートメントにも使用するinfoprint_attributeにマッピングするMappingステートメントを定義し、受信したファイルのMVSキーワードのために使用する場合は、MappingステートメントでGlobalステートメントが上書きされます。
    4. 受け取られた mvs_keyword とパラメーターに対してマッチングする Mapping ステートメントがない場合は、その mvs_keyword とパラメーターが自動的に printer-pass-through パラメーターに追加されます。ヌルのMappingステートメントを使用して、mvs_keywordを完全に捨てることができます。ヌルの Mapping ステートメントには mvs_definition と制御がありますが、infoprint_definition はありません。