infoprint_definition

infoprint_definitionは、InfoPrint Managerがジョブをプリンターに送信するときにpdprコマンドに指定される属性とパラメーターを指定します。infoprint_definitionは、設定するInfoPrint属性と(オプションの)値を指定します。infoprint_definitionsは次の構文に従います。

infoprint_attribute[=infoprint_parameter]
注意: 制御ステートメントの中では、mvs_definitions、制御、および、infoprint_definitions そのものの中に空白スペース (スペースまたはタブ) を含むことはできません。最初の空白スペースはmvs_definitionと制御を分離し、2番目の空白スペースは制御とinfoprint_definitionを分離します。したがって、エレメントに空白スペースがある場合、DCF はマッピングを正しく完了できません。

infoprint_attributeは、「RICOH InfoPrint Manager:Reference」の–xオプションの下にリストされているInfoPrint属性名に特に認識されるtarget-destination-nameを加えたものです。これを使用し、pdprコマンドの–pオプションを指定します。infoprint_parameterは、その属性に割り当てられる値です。

infoprint_definitionsの用法は、制御ステートメントの種類によって異なります。

  • Defaultステートメントでは、infoprint_definitionは指定できません。
  • Globalステートメントでは、infoprint_definitionを指定してください。
  • Mappingステートメントでは、mvs_definitionをマッピングする対象になるinfoprint_definitionを指定してください。ただし、infoprint_attributeを指定した場合は、infoprint_parameterの指定は不要です。infoprint_attributeだけリストした場合は、mvs_keywordからのmvs_parameter値がinfoprint_attribute値になります。
      注意:
    1. Mappingステートメントにinfoprint_definitionを指定しない場合は、mvs_keywordにある情報は廃棄されます。
    2. 同じ属性を持つ複数のMappingステートメントを指定した場合は1つだけが使用されますが、どのステートメントになるかは予測できません。
  • pdprコマンドの-xオプションで使用する必要があるinfoprint_attributeを指定するには、-xを省略し、たとえばmedia-idのようにします。
  • pdprコマンドのprinter-pass-through属性で使用するinfoprint_attributeを指定するには、infoprint_attributeに-oフラグをプレフィックスとして付けて、たとえば-ojobidのようにします。生成されたすべての-o属性は収集され追加されて、1つのprinter-pass-through属性になります。
  • pdprコマンドのprinter-pass-through属性の-opaオプションで使用するinfoprint_attributeを指定するには、infoprint_attributeの前に-opaを付けて、たとえば-opa:classのようにします。生成されたすべての-opa属性は収集され追加されて、printer-pass-through属性上の1つの-opaキーワードになります。
  • mvs_definitionが実行依頼用のターゲット宛先の名前にマッピングすることを指定するには、target-destination-nameと指定します。 これは、特殊に認識されるinfoprint_attributeで、サンプルMVS Download Exitに渡す3つめのパラメーターを上書きします。
  • 複数の値を持つ複雑な infoprint_attribute を処理するには、infoprint_parameter を必要な数のコロン (:) で始めて、パラメーターを正しい位置に移動してください。たとえば、 results-profile属性は次の構文に従います。
    -x "results-profile=name@node:method:number:'message text':bin"

    使用時には、属性は次のようになります。

    -x "results-profile=nr645@bld25:pickup:2:'Please read this'"
    したがって、COPIES値をresults-profileの「number」パラメーターにマッピングする場合は、マッピングステートメントに2つのコロン(::)を入力します。2 つのコロンは、プログラムが、results-profile の初めの 2 つのパラメーター (name@nodemethod) をスキップし、値を 3 番目の位置 (number) に挿入することを示します。マッピングステートメントは次のようになります。
    COPIES   :: results-profile=::
    ハードコーディングされたinfoprint_parameterをステートメントに含めることができますが、必須ではありません。組み込まない場合、結果の infoprint_parameter を判別する通常の規則が適用されます。