ジョブ属性を指定する

デフォルトで、ホットフォルダーを使用して実行依頼されたジョブは、論理宛先に関連付けられたデフォルト文書およびデフォルトジョブ内の属性値を使用します。また、デフォルトで、ホットフォルダージョブは、ジョブ通知がオフの状態でInfoPrint Managerに実行依頼されます。ホットフォルダーを使用して実行依頼したジョブに関する通知を受け取るには、.attファイルに明示的なdelivery-addressを入れてnotification-profileを指定してください。他の属性を指定、または既存の属性に別の値を使用するには、以下の手順を実行します。
  1. システムまたはホットフォルダーのどちらかに、属性ファイルとして使用するテキストファイルを作成します。filename.attまたはfilename.att.utf8という名前を属性ファイルに指定します。filenameは、印刷ファイルのファイル名と同じにします。たとえば、印刷ファイルが report.pdf の場合、属性ファイルは report.pdf.attまたはreport.pdf.att.utf8です。
  2. 属性ファイルで、このジョブに使用するInfoPrint Manager属性および値を指定します。たとえば、report.pdfの片面コピーを3部印刷する場合、report.pdf.attは次のようになります。
    copy-count = 3 
    sides = 1
    重要: ISO88591 または SHIFT-JIS コードページで保存する場合は、filename.attを使用してください。ファイルがUTF-8コードページでエンコードされている場合、filename.att.utf8を使用します。
    注意: 属性ファイルのフォーマットは、pdprコマンドに渡される-Xファイルと同じフォーマットです。
    ジョブ属性と文書属性については、RICOH InfoPrint Manager:Referenceを参照してください。
  3. システム上に属性ファイルを作成した場合は、ファイルをホットフォルダーにコピーまたは移動します。InfoPrint Manager論理宛先は、.attファイル拡張子を属性ファイルとして認識し、それを印刷しないものと認知します。
  4. 印刷ファイルをホットフォルダーにコピーまたは移動します。InfoPrint Manager論理宛先は、印刷ファイルを認知すると、同じファイル名を持つ属性ファイルを見つけます。ファイルは両方とも取り込まれ、属性が使用されます。