ホストシステムで印刷を計画する

InfoPrint Manager は、必要な機能の数や印刷を制御する場所(ホストシステムまたは InfoPrint Manager)に応じて、ホストシステムとの間で使用する印刷オプションをいくつか提供します。すべてのオプションで、ホストとLANアプリケーション間のプリンターを共有することができますが、構成を多く必要とするものもあります。利用可能なホスト印刷オプションは以下の通りです。

  • 分散印刷ファシリティ(DPF)

    z/OS またはi5/OSを使用している場合、DPF を使用して IPDS 印刷ジョブとそのリソースを受信してから、InfoPrint Manager を使用してそれらを管理することができます。

  • Download for z/OS

    InfoPrint ManagerのMVS Downloadレシーバーデーモンは、Download for z/OSまたはAFP Download Plus for z/OSの両方をサポートしています。PSF for z/OSの Download for z/OS 機能または PSF for z/OSAFP Download Plus機能を使用すると、ジョブをリモートロケーションにスプールし、リモート印刷オペレーターに印刷を制御させることができます。

    注意: InfoPrint Managerでは、Download for z/OSという用語は、PSF for z/OSのDownload for z/OS機能とPSF for z/OSAFP Download Plus for z/OS機能を指します。

  • IPP

    ホストシステム上にIPPクライアントがある場合は、それを使ってIPPゲートウェイ経由でInfoPrint Manager にジョブを実行依頼できます。

  • z/OSのInfoPrint Server

    z/OSでInfoprint Serverを使用する場合は、スプーリングのホストでジョブをリモートInfoPrint Managerサーバーに送信できます。Infoprint ServerのIP PrintWayコンポーネント(LPRを含む)とInfoPrint Manager LPDを実行する必要があります。(InfoPrint Manager ServerをWindows システムで実行する場合、InfoPrint Manager LPD は Windows版Microsoft LPD を置き換えます)。ホストでジョブを送信するときには、フォーム定義やページ定義などの詳細InfoPrint オプションを指定することができます。InfoPrint Manager がジョブを受信した後、リモート印刷オペレーターが印刷を制御します。

DPFとDownload for z/OSはホスト印刷オプションです。ホストシステムでPSFを使用する場合は、本章の情報を参考にして、どちらを使用するのが最適かを判断してください。

どちらの方式を使用するかを決めたら、RICOHInfoPrint Manager for Windows:基本操作を参照して設定を行ってください。