MVS Downloadでの複数データセットサポートのインストール
- MVS Downloadに、MVSユーザー出口15プログラムapsux15mをインストールします。プログラムは、アセンブル/リンクし、MVS Download始動PROCのSTEPLIBで参照されるデータセットに入れます。
SEND_REC_LENGTH=YES
を使用し、MVS DownloadをMVSで実行します(SEND_REC_LENGTH=YESは、MVS Download上のMVSルーティング制御データセットに明示的に指定するか、デフォルトで使用できるようにします)。SEND_REC_LENGTH=NO
を指定する場合は、ACIFは一部の可変長ラインモードデータを処理できない場合があります。この場合は、ACIFは戻りコード310で、入力ファイルが読み取りできないというメッセージを発行します。- ACIFがリソースを見つけることができることを確認します。 マネージメントコンソールのサービス構成ダイアログで指定されたディレクトリーを見つけます。以下の属性のいずれかを使用してリソースディレクトリーを指定している場合は、マネージメントコンソールのサービス構成ダイアログのデフォルトリソース検索パスフィールドに同じディレクトリーを指定してください。3310
- resource-context
- resource-context-font
- resource-context-overlay
- resource-context-page-segment
- resource-context-page-definition
- resource-context-form-definition
各ディレクトリーは、コロン(:)ではなく、セミコロン(;)を使用して区切ります。
- 次の属性は、直接指定したり、初期値ジョブ、または初期値文書オブジェクトで指定しないでください。
- transform-message-file-name
- resource-context-page-definition
- resource-context-page-definition属性の代わりにresource-context属性を使用できます。
- 使用する予定のすべてのレシーバーで、並列処理がオフになっていることを確認してください。並列処理が使用可能になっている場合は、これらのレシーバーを複数データセットジョブで使用できません。並列処理の状況を確認するには、以下の操作を行います。
- マネージメントコンソールを開き、左側ペインのMVS Downloadレシーバー項目をクリックします。右側のペインにレシーバーのリストが表示されます。
- 各レシーバーをダブルクリックし、表示ダイアログを開きます。
- 処理オプションボックスで、並列処理が使用可能になっているか確認します。使用可能になっている場合は、そのレシーバーは複数データセットジョブで使用できません。
- マネージメントコンソールを開き、左側ペインのMVS Downloadレシーバー項目をクリックします。