出力データユーザー出口プログラムの入出力
InfoPrintの出力データユーザー出口プログラムは、InfoPrintからの出力データストリームを監視するために使用されます。この出口は、ジョブの終わりに、エラーメッセージとトレーラーページの前に呼び出されます。入出力データ出口は一方向です。すなわち、読み取りはできますが、変更はできません。
「サポートされているPSF DSSユーザー出口のタイプ」に示したサンプル出力データユーザー出口プログラムのソースコード (C 言語で作成されたもの) は、install_path\exits\psf\ainuxout.c
ファイルにあります。このサンプルプログラムは 1 つの戻りコードだけで構成されていて、 関数は何も実行しません。
出力データユーザー出口プログラムのデータ構造は、install_path¥exits¥psf¥ ainuexit.h
ファイルのソースコードに含まれます。これらの構造のコードは、ユーザー出口プログラムの構造に示してあります。
この出口の宣言は次のとおりです。
void OUTDATA (OUTDATA_EXITDATA \exitdata)
OUTDATA_EXITDATA 入出力パラメーターには、InfoPrint とユーザー出口プログラムとの間の通信に必要なすべての入力データと出力データが組み込まれています。
実行可能プログラムをビルドするには、Microsoft Visual Studio 2017プログラムのプルダウンメニューを使用してください。
出力データユーザー出口プログラムには、以下のフィールドもあります。
- Copy
- この出口への呼び出しに関連付けられるのがどのコピーかを識別します。最初に1に設定され、出口が呼び出されるたびに1ずつ増分します。
- DataSize
- バッファー内のバイト数を示します。
- DataPointer
- 出力データストリームが入るバッファーを指します。