PSF宛先へPCLまたはPostScriptを印刷する(使用する用紙ビンを指定する)

一般的に、PCLまたはPostScriptドライバーを使用して印刷ジョブを実行依頼するときは、プリンターオプションを使用し、プリンターに使用させる入力用紙ビンを指定できます。たとえば、白色の8.5 x 11インチ用紙がビン1、レターヘッド用紙がビン2に常にロードされる場合は、ドラフトを印刷するときはビン1を選択し、実際のレターを印刷するときはビン2を選択できます。

PCLまたはPostScript印刷ジョブをInfoPrint ManagerのPSF宛先に送信するときは、データストリームは、印刷される前にAdvanced Function Presentation(AFP)に変換されます。デフォルトでは、ほとんどの変換されたPCLジョブは、ユーザーが指定したビンに関係なく、用紙ビン1を使用します。変換されたPostScriptジョブは、その他のオプションが指定されていない場合に、デフォルトではレターサイズを使用し、そのサイズの用紙があるビンを検索します。 ジョブは、正しいサイズがある最初のビンから印刷されるか、正しいサイズの用紙が見つからなければ失敗します。

変換プログラムで選択したビンを確認し、プリンターに送信するAFPデータに含める場合は、PCLまたはPostScriptビンとAFPビン間のマッピングを指定してください。変換ではこのマッピングが使用され、PCLまたはPostScriptで検出されたビン番号がAFPビン番号に変換されます。異なる入力用紙ビンが最大20個まで指定できるように、InfoPrint Managerを構成できます。PCLとPostScriptビンがマッピングするAFPビンを判別する方法は、ビンマッピングを決定するを参照してください。

ビンマッピングについて理解した後に、使用する状況に最も近いオプションを選択し、関連する手順に従ってください。

ブックレット(統合カバーの有無に関係なく)または横並びコピー(1つの用紙に同じページが複数印刷される)を印刷する場合は、ビンマッピングは指定できません。