DCFを編集する

このセクションを参照し、InfoPrint Managerで提供されているサンプルDCFまたは既存のDCFを編集します。
  1. 編集するファイルをテキストエディターで開きます。

    ほとんどの行が*で開始します。*で始まる各行はコメント化された行で、InfoPrint Managerは処理中に無視します。行をコメント化するときは、行の先頭に*を入れます。 行のコメント化を取り消すには、行の先頭にある*を削除します。

  2. ファイルを変更する前に、ファイルの補足や説明をお読みください。
  3. 必要に応じて制御ステートメントを変更します。
    • Defaultsセクションで、必要なデフォルト値を設定します。
    • Globalsセクションで、設定されている唯一の値はcarriage-control-type属性値です。

      コメント化されているステートメントは、リソース検索の代替順序の指定方法の例です。

      • 最初の例では、InfoPrint Managerがすべてのフォントを検索するロケーション(resource-context-font=C:fontsreslib)が指定されています。
      • 2番目の例では、ページ定義を検索するロケーションと検索順序(resource-context-pagedef=C:joeskipagedefs;c:billspdefs)が指定されています。
      ここで、すべてのジョブの–xオプションで指定されるその他のpdprパラメーターを入力してください。

    • Mappingセクションには、2つのセクション、すなわち、Commonly changed mappings(よく変更されるマッピング)Less commonly changed mappings(あまり変更されないマッピング)があります。以下の考慮事項に留意しながら、テキストファイルの説明に従って変更を行ってください。
      • ジョブのメディアタイプに基づき、さまざまな論理宛先に印刷ジョブを送信する予定がある場合は、FORMS :: default-mediumマッピングのコメント化を取り消す必要があります。
      • デフォルトのマッピングでは、MVS JCLのキーワードDESTを使用し、ダウンロードされたジョブが送信されるターゲット宛先(プリンター)を指定しています。このマッピングをコメント化するか、右サイドからtarget-destination-nameを削除すると、すべてのジョブは、MVS DownloadレシーバーをセットアップしたときにTarget destinationフィールドに指定したターゲット宛先に実行依頼されます。
      • ホストMVSシステムで、新しいPRTQUEUE JCLキーワードを使用してtarget-destinationを指定している場合は、DEST :: target-destination-nameマッピングをコメント化し、次の2行のコメント化を取り消してください。
        PRTQUEUE :: target-destination-name 
        DEST     ::