マシン紙送り制御文字
元々、コンピューター紙送り制御はプリンター用の実際のハードウェア制御コマンドでしたが、現在では他のシステムでもよく使用されています。コンピューター制御文字は記号ではなく、バイナリー値です。マシン制御文字は、どのようなエンコード方式でも文字としては表現されないため、変換できません。通常のコンピューター制御文字の一部がマシン紙送り制御文字にリストされています。
マシン紙送り制御文字
コンピューター | アクション |
---|---|
X'09' | 行を印刷し、1行送り(シングルスペース)を実行する |
X'11' | 行を印刷し、2行送り(ダブルスペース)を実行する |
X'19' | 行を印刷し、3行送り(トリプルスペース)を実行する |
X'01' | 行を印刷する(行送りを実行しない) |
X'0B' | 即時に1行送りを実行する(印刷しない) |
X'89' | 行を印刷してから、チャネル1(用紙の最上部)までスキップする |
X'8B' | 即時にチャネル1までスキップする(印刷しない) |
コンピューター制御文字を使用すると、必要な前送り/後送りが実行される前に印刷が制御されます。ANSI以外にも多くのコンピューター制御コマンドがあります。
紙送り制御はファイルに埋め込むことができますが、紙送り制御を使用する場合は、ファイルのすべてのレコードに紙送り制御が埋め込まれていなければなりません。ファイルに紙送り制御文字が含まれている場合でも、line2afpコマンドキーワードおよび値cc=noを指定した場合は、紙送り制御文字は印刷文字として扱われます。紙送り制御文字を指定しなかった場合、ファイルは 1 行送りが指定されたものとして印刷されます。