デフォルトの構成用のMVS Downloadレシーバーを作成する

MVS機能を使用してInfoPrint Manager JESスプールからMVS Downloadにジョブを送信可能にするには、以下の手順でMVS Downloadレシーバーをセットアップしてください。
  1. InfoPrint Manager マネージメントコンソールを開きます。
  2. 左側ペインにあるMVS Downloadレシーバー項目を左クリックし、選択します。
  3. 左側ペインの中のMVS Downloadレシーバー項目を右クリックし、メニューを開きます。
  4. ポップアップされたメニューで[新規]を選択します。

    MVSレシーバーの追加ダイアログが開きます。

  5. 以下の指定にしたがって、フィールドに入力します。ダイアログとフィールドについては、マネージメントコンソールのオンラインヘルプを参照してください。
    • ポート番号:このレシーバーがホストシステムと通信するときに使用するポート番号を入力します。この番号は、このコンピューターのIPアドレス用にMVS Download FSAで使用されるルーティング制御ファイルで指定されたポート番号、またはAFP Download Plus FSAのPRINTDEVにあるPORTNOと一致させてください。
    • ターゲット宛先:このレシーバーがジョブを送信するデフォルトのInfoPrint宛先をドロップダウンリストから選択します。ホストシステムからのジョブが指定されたDESTを持っていない場合にのみ、InfoPrint Managerはこの宛先にジョブを投入します。
    • 宛先制御ファイル:このパスは変更しないでください。
    • [処理オプション]グループボックスには、デフォルトで両方のオプションが選択されていますが、そのままにしておいてかまいません。
      注意: コマンドファイルの保存にチェックを付けたときは、InfoPrint Managerは印刷実行依頼で失敗したMVS Download印刷ジョブの制御ファイルを保管します。従って、これらのジョブを再実行依頼するときは、ジョブをホストシステムから再ダウンロードは不要です。 ファイルは依然としてInfoPrintサーバーにあります。このボックスを選択解除することはできますが、処理中に失敗したジョブは、印刷するために、ホストから再実行依頼しなければなりません。

      オペレーターは、処理の失敗を評価し、失敗の原因となった問題を訂正し、ジョブをホストシステム (このボックスが選択解除されている場合) またはレシーバー (このボックスが選択されている場合) のどちらかから再実行依頼する必要があります。

      詳しくは、「 MVS Download Receiverオーファンファイルを再送信または削除する」を参照してください。

  6. [エラー処理オプション]グループボックスでは、デフォルトでどちらのオプションも選択されていませんが、そのままにしておいてかまいません。
  7. マッピングオプショングループボックスでは、デフォルトでどのオプションも選択されていませんが、そのままにしておいてかまいません。
  8. [OK]をクリックします。

    ポップアップ通知メッセージが 1 つまたは複数表示されます。メッセージを読み、[OK]をクリックして、表示を消してください。

  9. マネージメントコンソールの左側ペインにあるMVS Downloadレシーバー項目を選択します。

    作成したばかりのレシーバーが右側のペインに表示されるはずです。レシーバーの状況が停止になっているかもしれませんが、すぐに開始されます。ツールバーのビューの最新表示をクリックして、状況が実行中になるのを待ってください。

レシーバーが作動しはじめると、ホストシステムから印刷ジョブを受け取る準備ができています。