PCLプリンターまたはPPDSプリンターにPSFプリンター入力を実行依頼する

InfoPrint Managerでは、AFP印刷に加え、PCLプリンターやPPDSプリンターにもPSFプリンター入力データを実行依頼できます。

InfoPrint Manager アドミニストレーション GUIでプリンターの作成ウィザードを使用し、ジョブをPCLまたはPPDSプリンターに送信するプリンターオブジェクトを作成するときは、プリンターコマンドフィールドにコマンドのパスを指定してください。 たとえば、デフォルトでは、 lpr コマンドは c:¥winnt40¥system32¥lpr.exe にあります。InfoPrint ManagerPATH環境変数でコマンドを検索しないため、システムのPATHにディレクトリーを追加するか、以下の例のように、コマンドのパス全体を指定します。

c:\winnt40\system32\lpr -P printername -S servername

コマンドの終わり以外の場所にファイル名を指定するには、コマンド文字列の中にテキスト文字列-IPMF-を含めてください。InfoPrint Managerによって生成されたPCLデータまたはPPDSデータを保管するために使用された一時ファイル名は、-IPMF-テキスト文字列があるコマンドの中で置き換えられます。

注意: -IPMF- テキストストリングの両サイドにあるダッシュ (-) は、構文の一部であるので、省略できません。

プリントコマンドには、次の例のように、1つの-IPMF-テキスト文字列だけ指定できます。

e:\usrapp\copyit -IPMF- /b e:\tmp

ここで、copyitは、InfoPrint Managerが生成したPCLファイルまたはPPDSファイルを指定したディレクトリー (この場合、eドライブの/tmpに移動し、そのファイルに固有名を与えるユーザー作成アプリケーションを表します。