InfoPrint Selectをサイレントモードでインストールする
InfoPrint Selectをサイレントモードでインストールできます。サイレントモードでは通常のユーザーインターフェースは実行されず、すべての必要な入力についてはデフォルト値、または応答ファイルの値が使用されます。このモードは通常、管理下のユーザーのシステムに同じインストール環境を設定するため、システム管理者によって使用されます。
以下のいずれかのコマンドをコマンド行から使用するか、自動化スクリプトを使用し、InfoPrint Selectをサイレントモードでインストールしてください。
- InfoprintSelect.exe -quiet
- この方法では:
- 応答ファイルは使用されない
- すべてにデフォルトが使用される
- InfoPrint Selectのインストール、修復またはアップグレードを実行する
注意: この方法では、スプラッシュ画面と初期進行状況表示バーが表示されます。 - InfoprintSelect.exe /s /f1"c:¥setup.iss"
- この方法では、応答ファイル
setup.iss
(用意されているサンプル、サンプルの変更バージョン、または/r
オプションで作成したカスタム応答ファイル)が使用されます。 - InfoprintSelect.exe /s /f1"c:¥setup.iss" /f2"c:¥output.log"
- この方法では、応答ファイル
setup.iss
が使用され、アクティビティーが記録されます。インストールが正常に完了すると、output.log
にテキストResultCode=0が書き込まれます。setup.iss
は用意されているサンプル、サンプルの変更バージョン、または/r
オプションで作成したカスタム応答ファイルです。
注意: InfoPrint Selectをサイレントモードでインストールする場合は、以下の操作を行います。
- カスタム応答ファイルを作成するには、次のコマンドでインストーラーを記録モードで起動します: InfoprintSelect.exe /r
これで、インストール中に行った入力に基づいて応答ファイル
setup.iss
が作成されます。この新しく作成した応答ファイルを見つけるには、システムでsetup.iss
を検索してください。注意: このsetup.iss
ファイルは完全ではありません。文書の先頭に以下の行を追加してください。[InstallShield Silent] Version=v7.00 File=Response File
InfoprintSelect.exe
はCommonクライアントDVD-ROMの\win\InfoprintSelect
フォルダーにあります。
InfoPrint Selectをインストールした後、サンプル応答ファイルはSelect_install_dir¥Install_Samples
に作成されています。必要に応じて、これらのサンプルファイルをコピーおよび変更できます。
setup.iss
(InfoPrint Selectをインストールするときに使用されるサンプル応答ファイル)setup_repair.iss
(InfoPrint Selectのインストール環境を修復するために使用されるサンプル応答ファイル)setup_upgrade.iss
(前のバージョンのInfoPrint Selectをアップグレードするために使用されるサンプル応答ファイル)setup_remove.iss
(InfoPrint Selectのインストール環境を削除するために使用されるサンプル応答ファイル)
注意: InfoPrint Selectをサイレントモードでインストールする場合、InfoPrint Select通知およびプリンター選択を開くは、インストールの完了後に自動的に起動しません。最初にログアウトしてから、ログインしてInfoPrint Select通知およびプリンター選択を開くを起動してください。