プールモデル

デフォルト宛先構成モデルのように、プール宛先構成モデルは、1つの論理宛先と2つ以上の実宛先では一対多の関係です。

プールファネル宛先構成モデル

プール宛先構成モデル。

このモデルは、場所、能力、速度、容量などの要素でグループ化したい出力機器がある場合に非常に効果的です。また、誰が使うか、誰が生成した出力を管理するかによってグループ分けをすることもできます。たとえば、特定のプリンターグループへのアクセスを請求部門のメンバーに制限することができます。さらに、異なるタイプのステートメントジョブは、印刷するフォームや必要とするオーバーレイなど、異なるジョブおよび文書属性のデフォルトのセットを使用する場合があります。プールモデルでは、これらの異なるジョブを1つの論理宛先に送信することができます。そして、各ジョブを処理することができる最初の利用可能なプリンターに自動的にルーティングします。このように、プールモデルではワークロードのバランシングができます。

注意: プール宛先構成モデルを使用して、実宛先に直接ジョブを実行依頼することもできますが、プール効果は得られません。ジョブは、実行依頼された実宛先にのみスケジュールされます。