InfoPrint Managerインターフェース
主なInfoPrint Manager インターフェースは、InfoPrint Manager アドミニストレーション GUI 、InfoPrint Manager オペレーション GUI 、InfoPrint Manager Web アドミニストレーションインターフェース、およびInfoPrint Manager Webマネージメントインターフェースです。これらを総称してInfoPrint Manager GUIと呼びます。InfoPrint Manager 環境を管理するには、主にInfoPrint Manager アドミニストレーション GUI またはWeb アドミニストレーションインターフェースを使用します。InfoPrint Manager Web アドミニストレーションインターフェースには、InfoPrint Manager アドミニストレーション GUI で利用可能なすべての機能(管理および操作)が含まれています。このJavaベースのインターフェースを使うと、ほとんどのInfoPrint のオブジェクトを作成、削除、変更することができます。プリンター作成ウィザードを使えば、InfoPrint 実宛先を簡単に作成することができます。
InfoPrint Manager 環境の日々の運用を監視するには、InfoPrint Manager オペレーション GUI を使用します。このインターフェースには、InfoPrint Manager アドミニストレーション GUI で利用可能な機能のサブセットが含まれています。InfoPrint Manager オペレーション GUI では、印刷のためのジョブをリリースし、実宛先を無効にすることができます。ただし、InfoPrint Manager 環境の基本構成を変更することはできません。たとえば、論理宛先の削除や追加を行うことはできません。
InfoPrint Manager Web アドミニストレーションインターフェースは、InfoPrintアドミニストレーションGUIやオペレーションGUIと同じセキュリティー機能をサポートし、すべての既存のFSTセキュリティー設定がWeb アドミニストレーションインターフェースにも適用されます。ただし、InfoPrint Manager Web アドミニストレーションインターフェースWebアプリケーションでオブジェクトの表示に必要な読み取り操作は、特別なユーザーであるwsClientによって実行されます。このユーザーは、WebServicesグループのメンバーである必要があります。WebServicesグループには、InfoPrint Manager Web アドミニストレーションインターフェースが接続する各InfoPrint ManagerInfoPrint Managerシステムのリスト/照会(pdls)操作に対する読み取りアクセス権限が必要です。他の操作は、Webアプリケーションに接続する特定のuser@hostnameユーザーを使用して実行されます。FSTセキュリティーについては、RICOH InfoPrint Manager for Windows:操作ガイドを参照してください。
InfoPrint Manager Webマネージメントインターフェースインターフェースを使用すると、サーバーの管理タスクの一部を実行できます。InfoPrint Manager Webマネージメントインターフェースを使用すると、印刷環境を構成、管理できます。InfoPrint Manager Webマネージメントインターフェースは、LDAPセキュリティーの有効化、フェデレーション認証の構成、またはWebサーバー、Web アドミニストレーションインターフェース、プル印刷環境の管理など、さまざまなタスクをサポートします。
すべてのInfoPrint Manager GUIは、InfoPrint Manager サーバーがインストールされているWindowsシステムにインストールされています。さらに、これらはすべてリモートシステムにインストールすることができます。その結果、管理者やオペレーターは、 InfoPrint ManagerがインストールされているWindowsシステムまで行かずに、 InfoPrint Managerシステムを管理することができます。
InfoPrint Manager Web アドミニストレーションインターフェースは、InfoPrint Manager サーバーがインストールされているWindowsシステムにインストールされます。InfoPrint Manager Web アドミニストレーションインターフェースは、他のコンピューターからWebブラウザーでアクセスすることができます。
いくつかの管理作業に使用する3番目のインターフェイスはInfoPrint Manager マネージメントコンソールです。
- InfoPrint Manager サーバーを停止および再起動する
- テストジョブを実行依頼する
- DPFホストレシーバーを管理する
- MVS Downloadレシーバーを管理する
- DPFリソースデータベースのリソースを表示および削除する
- セキュリティーを管理する
- フェデレーション認証を管理する
- サーバー構成を管理する
- サーバーと宛先のログを表示する
- トレースを制御する
- プル印刷アプリケーションを設定する
InfoPrint Manager マネージメントコンソール は、InfoPrint Manager サーバーがインストールされている Windows システムでのみ実行されます。リモートシステムでInfoPrint Manager マネージメントコンソールを使用できるようにするには、内蔵のターミナルサーバー機能を使用し、InfoPrint Manager サーバーをそのサポートシステムのいずれかにインストールする必要があります。詳細については、サーバーソフトウェア前提条件を参照してください。