対応構成パラメーター
Linuxクライアントでは、ホストサーバープログラムで必要なほとんどの情報が提供されています。ホストサーバープログラムの構成パラメーターはほんのわずかです。ほとんどの場合は、以下のパラメーターのデフォルト値が適用されます。
- CASE
- ホストサーバープログラムがテキストのOUTPUTパラメーター値を大文字に変換するかどうかを指定します。以下のOUTPUTパラメーターが影響を受けます。
- ADDRESS
- BUILDING
- DEPARTMENT
- NAME
- ROOM
- TITLE
CASEパラメーターは、他のOUTPUTパラメーター値には影響しません。 以下のパラメーター値は常に大文字に変換されます。
- CLASS
- DESTINATION
- FORMDEF
- FORMS
- WRITER
- MIXED
- Linuxクライアントによって提供されるテキスト値を受け取ります。
注意: ヘッダーおよびトレーラーページで印刷されるフォントで使用される一部のコードページには、小文字は含まれません。
- UPPER
- すべての英字を大文字に変換します。
- PORTNUM
- ホストサーバープログラムがクライアントからの接続要求を受け取るTCPポート番号を指定します。有効な値は 1 から 65535 までですが、5000 より大きい値をお勧めします。デフォルト値は
6001
です。 - TASN
- z/OS TCP/IP アドレススペースの名前を指定します。デフォルト値は
TCP/IP
です。 - TRACE
- ホストサーバープログラムが、SYSPRINT DDステートメントで参照されるデータセットに内部フローを記録するかどうかを指定します。
注意: NONE以外のTRACE値を使用すると、パフォーマンスが低下します。IBMサービス担当者に指示された場合だけ、NONE以外の値を指定してください。
- DS
- 送受信されたデータと内部実行パスを記録します。
- NONE
- トレース情報を記録しません。ホストサーバープログラムは、構成情報およびエラー情報だけSYSPRINTデータセットに書き込みます。
- NORM
- 内部実行パスを記録します。