AFP Download Plusとともに複数データセットサポートをインストールする手順
- AFP Download PlusをAPAR OA15317とともにインストールします。複数データセット機能を使用可能にするには、制御ステートメントデータセットのdataset-groupingパラメーターをはいに設定します。AFP Download Plusをインストールする方法は、Print Service Facility for z/OS: AFP Download Plus(S550-0433)の章AFP Download Plusのインストールを参照してください。Download forz/OS出口15プログラムを使用したAFP Download Plus での複数データセットの使用可能化はサポートされていません。
- mvsprpsm.shサンプルシェルスクリプトは更新されているので、このシェルスクリプトのカスタマイズバージョンがある場合は、すべて更新してください。「-x」オプションを使用して、mvsprsd デーモン始動時にシェルスクリプト名を次のように指定します。
mvsprsd -n 1 -qlp -p6250 -d/mvsdl -x/mvsdl/mvsprpsm.sh
- mvsprsd デーモンの始動時に、PATH 環境変数に /usr/lpp/psf/bin ディレクトリーが含まれていることを確認します。/etc/profile.d/ipm_environment.sh ファイルを使用して、PATH のような環境変数に対するデフォルト値を設定できます。
PATH=/usr/lpp/psf/bin:${PATH}
各ディレクトリーは、セミコロン(;)ではなく、コロン(:)を使用して区切ります。その割り当ての中にスペースは入れないでください。ピリオドは現行ディレクトリーを指定します。 - 次の属性は、直接指定したり、初期値ジョブ、または初期値文書オブジェクトで指定しないでください。
- transform-message-file-name
- resource-context-page-definition
- mvsprsdデーモン始動時に、-n 1オプションを指定します。
mvsprsd -n 1 -qlp -p6250 -d/mvsdl -x/mvsdl/mvsprpsm.sh
このオプションで、デーモンが正確に1つの子プロセスを作成してMVSからデータセットを受け取るように指示します。ほとんどのお客様はシェルスクリプトを使用して、mvsprsd デーモンを実行し、その引数を指定します。シェルスクリプトを使用し、同じ引数でデーモンがいつも正しく始動していることを確認します。シェルスクリプトに -n 1 オプションを追加する必要があります。