行データ変換ユーザー入力レコード出口を使用する
- apka2e
- apka2e入力レコード出口プログラムは、あるコード化文字セット(CCSID)でエンコードされたデータを別のコード化文字セットに変換します。この出口は、使用するデータファイルとは異なるコードポイントを持つ、GT12
などのフォントをジョブで使用する場合に使用する必要があります。line2afpコマンドでINPCCSIDとOUTCCSIDパラメーターが指定されていない場合は、デフォルトの変換はASCII(コードセット00850)からEBCDIC(コードセット00037)になります。INPCCSIDは入力コードページ、OUTCCSIDは出力コードページを指定します。
apka2e入力レコード出口プログラムを実行するには、行データ変換キーワードファイルに、次のキーワードと値を設定します。line2afpparmdd キーワードは、キーワードファイルを識別します。
inpexit=/usr/lpp/psf/bin/apka2e cc=yes cctype=z
- asciinp
- asciinp 入力レコード出口プログラムは、ASCII データストリームを、レコードのバイト 0 に紙送り制御文字を含むレコードフォーマットに変換します。入力レコードのバイト0がASCII改行文字(X'0D')の場合は、バイト0からデータストリームが戻って1行進むASCIIスペース文字(X'20')に変換されます。 文字は挿入されません。入力レコードのバイト 0 が ASCII 用紙送り文字 (X'0C') の場合、バイト 0 が ANSI の「チャネル 1 へのスキップ」コマンド (X'31') に変換されます。このコマンドは、紙送り制御バイト内で改ページの役割を果たします。
asciinp入力レコード出口プログラムを実行するには、行データ変換キーワードファイルに、次のキーワードを設定します。line2afpparmddキーワードは、キーワードファイルを識別します。
inpexit=/usr/lpp/psf/bin/asciinp cc=yes cctype=z
- asciinpe
- asciinpe入力レコード出口プログラムは、あるコード化文字セット(CCSID)でエンコードされたデータを別のコード化文字セットに変換します。この出口は、使用するデータファイルとは異なるコードポイントを持つ、GT12
などのフォントをジョブで使用する場合に使用する必要があります。line2afpコマンドでINPCCSIDとOUTCCSIDパラメーターが指定されていない場合は、デフォルトの変換はASCII(コードセット00850)からEBCDIC(コードセット00037)になります。INPCCSIDは入力コードページ、OUTCCSIDは出力コードページを指定します。
asciinpおよびasciinpe入力レコード出口は他のASCIIプリンターコマンドを認識しませんが、出口を変更することによって次の操作が可能になります。
- バックスペース(X'08')
- 水平タブ(X'09')
- 垂直タブ (X'0B')
プログラムを使用または変更する方法は、/usr/lpp/psf/acifディレクトリーのInfoPrint Managerで提供されるasciinp.cソースファイルのプロローグの部分を参照してください。